2022年
8月12日(金)

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雄大な自然にアタック 岩手山山開き 足元確認しながら山頂へ

2022-07-02

 県内最高峰の岩手山(2038㍍)は1日、山開きを迎えた。登山口がある滝沢市と八幡平市、雫石町では、新型コロナウイルス感染症の影響で過去2年間控えていた山開き式を行い、今シーズンの登山者の安全を祈願した。この日を待ちかねていた登山者たちは一歩一歩踏みしめながら、山頂を目指した。

テントの下で登山者の安全を祈願=滝沢市の馬返し登山口

 この日は朝方、あいにくの雨。滝沢市岩手山の馬返し登山口で、関係者はテントの下で雨を避けながら、山開き式に臨んだ。

 主浜了市長は集まった約100人の関係者らを前に、「コロナ禍が収束する兆しはみえない。感染対策を徹底しながら、日本百名山の一つに数えられる岩手山を通して、雄大な自然とふれあい、心身ともにリフレッシュしてほしい。岩手山登山が皆さまの健康推進の一翼を担うことを願う」とあいさつ。


森の中、山頂を目指し歩を進める登山者たち

 滝沢市山岳協会の遠藤正紀会長は雨空を見やりながら、「天候も自然の営みの一つ。雨の中でも、楽しんで登山してほしい」と希望した。

 登山口で山開き式を待っていた盛岡市門の会社員、吉田悟規さん(62)は「岩手山には4、5年に一度登る。景色が雄大なのが魅力。こういう天気で登るのは初めてなので、どうなるか。無理せず行きたい」。盛岡市高松の20歳代の女性看護師は「岩手山登山は初めて。頑張る」と、ともに緊張した面持ちだった。

 心配された空模様は、徐々に雨脚が弱まり、時折日も差すように。登山者たちは、ぬかるんだ山道に気をつけながら、山頂を目指した。



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