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盛岡市仙北2丁目の鈴木佳尚さんの「サイレンス・バード展」が30日まで、同市材木町のギャラリー似沙美屋の前庭の市民ギャラリーで開かれている。鳥をモチーフにしたアクリル画22点のほか、白い小石を並べて作った文字や絵柄のインスタレーション作品などが展示されている。
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【写真】鈴木佳尚さんと作品
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会場入り口には白い小石を地面に並べて作った「おへれんせ」という文字。会場内のあちこちに「おでってくなんせ」「おあげってくなんせ」など柔らかい盛岡弁があふれ、訪れる人たちに語り掛ける。勤務先の高齢者施設での会話の中から「ほっとさせられる」という言葉を選んだという。
円形に並べた白い小石の中に、定期的に木片のオブジェを配置した作品では生き物や命のつながりを表現した。
絵画のモチーフのほとんどは「身近でよく合っているハクチョウ」。明治橋付近や五郎沼などで写真を撮影。その写真や記憶を基に、自分の中でイメージを膨らませて制作している。
「サイレンス」には「耳を澄ませてほしい」という気持ちを込めた。「耳を澄ますとハクチョウの声や、川の流れる音などが聞こえてくる。これからの季節には、芽吹きの音など春の訪れが聞こえてくるかもしれない。鳥になった気持ちで周りの音に耳を澄ませてほしい」と言う。
勤務先では一方的に介護しているわけではないと思う。入所者から「もっと頑張りなさい」と励まされることもしばしば。
生き生きと昔話を語る入所者の、それぞれの思い出を大事にしたいという気持ちを込めた作品も出展している。
同会場を使った初めての展覧会。場所は同市材木町7−31。午前11時から午後7時まで。水曜日は定休。問い合わせは電話番号621−2102まで。
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