2005年 12月 26日 (月) 

       

■ 〈自転車びより〉9 斎藤純 盛岡自転車会議に入りませんか

 昨年あたりからだと思うが、盛岡東警察署は自転車の取り締まり(というよりは、マナー向上)に力を入れているように感じる。右側を走っている自転車に左側を走るようパトカーが呼びかけているし、巡回している警察官が根気よく指導や注意をしているのをよく見かける。

  盛岡東警察署管内で2004年に発生した交通事故947件のうち自転車が関連したものは220件、全体の22.4パーセントにもなる。通勤通学の自転車が増える朝夕に事故が集中しており、その多くは自転車のルール違反に原因がある。

  手元の資料によれば、東署が2004年4月から9月まで自転車に出した警告はおよそ3000件にのぼる。内容を見ると1位は無灯火、2位は右側通行、3位は2人乗り、4位は信号無視、5位は傘さし、備考として飲酒33件となっている。

  さらに、東警察署が実施したアンケートでは自転車の交通マナーについて「良い」と答えたのは14パーセントだったのに対して、「悪い」「非常に悪い」は合わせて84パーセントにもなる。その1位は無灯火で、東署の警告の1位と同じだ。2位は並進、3位は右側通行となっている。指導はどうすべきか、という問いには70パーセントの方が学校での指導を望んでおり、以下、警察、家庭とつづく。

  また、マナー徹底のためには街頭指導を求める答えが90パーセント、以下、学校指導、実技指導とつづく。

  これらから分かるように自転車利用を促進していくためには、駐輪場や道路の整備もさることながら、自転車のマナー向上がまず急がれる。アンケートでは街頭指導と学校指導を求める声が多かったが、上田の通学路では自発的に自転車通学の生徒らに指導をしている方がいると聞いた。見て見ぬ振りをする大人が多いなかで、実に頭の下がるおこないだ。

  自転車利用の促進などについて定めた自転車条例を持つ東京都板橋区では、区職員が交代で自転車指導にあたっているという。盛岡でも官民一体となった指導体制をつくることが、この問題の効果的な解決方法だと思う。そういった活動も来春発足をめざしている盛岡自転車会議は行っていくつもりだ。

  盛岡自転車会議は会費のない、有志の集まりにしたいと考えている。「左側通行(歩道を走る場合も含む)と夜間点灯を守ります」と宣言することが入会条件で、小学校高学年から加入できる。

  前回も書いたように自転車に乗らない方の参加も望んでいる。自転車への厳しい目が不可欠だからだ。

  盛岡自転車会議の問い合わせは、盛岡市青山3の29の4、電話019-646-6524、メールアドレス katoise@nnet.ne.jp 加藤(エース企画)

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