2006年 4月 12日 (水) 

       

■  盛岡特産品ブランド制度の認証委員会が発足 委員長に西澤岩手大教授

 盛岡市が地域ブランド戦略として進める「盛岡特産品ブランド認証制度」の実施に向け、認証品を審査、決定する第三者機関の認証委員会が7日、発足した。市役所で第1回委員会が開かれ、委員長には西澤直行岩手大農学部教授、副委員長には、つなぎ温泉四季亭専務取締役で盛岡商工会議所女性会会長の林晶子さんが選ばれた。4月下旬から認証品の第1期申請を受け付け、全国に向けたアピールを開始する。

  盛岡特産品ブランド認証制度は、良質な盛岡の特産品を全国発信しようというプロジェクト。事業者などから申請があった産品を認証委員会が審査。基準を満たしたものには「安心・安全なメードイン盛岡」のお墨付きを与えて販売促進に力を入れる。暮らし、文化など盛岡を丸ごと売り出そうという「盛岡ブランド」の取り組みの一つで、市などが昨年から認証要綱や認証基準の準備を進めてきた。

  認証委員会は学識経験者や商工団体の代表者、市の商工観光部長、農林水産部長ら12人で組織。事務局は盛岡地域地場産業振興センターが担う。西澤委員長は「日本一住みやすいまちにふさわしい特産品を生み出し、送り出していきたい」とあいさつし協力を求めた。

  盛岡特産品ブランドは原則として市内の事業所で製造される製品や市内で収穫される農産物などが対象。食品、工芸品など種別ごとに認証基準細目を定めた。ブランド認証を受けた産品は包装や容器に、シールなどで認証マークを表示することができる。市は首都圏で開催するキャンペーンなどで積極的にPRする考えだ。

  認証の有効期間は4年間。認証申請には手数料がかかり、基本料は初回が1事業所につき5千円。さらに認証申請する商品アイテムの数に応じて認証申請品目手数料(10商品ごとに千円)が必要。更新申請時の基本料は3千円となる。手数料はブランド認証品の宣伝広報などに当てる。

  4月下旬から5月中旬までを第1期申請期間とし、5月下旬に開催予定の認証委員会で認証品を決定。全国発信の第一弾として7月に東京の新宿駅を主会場に開催するキャンペーン「盛岡デー」でPRする。7月下旬には第2期の申請の受け付けを開始し、秋以降の産業まつりなどで紹介していく。

  同センターが市内の130事業者を対象に実施した意向調査では、現在のところ35社がブランド申請に意欲を示しているという。説明会を開催するなどし、さらに制度の浸透に努めたいとしている。 


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