2006年 7月15日 (土) 

       

■  「盛岡城跡公園」など愛称2案を議論 市民の意見も募集へ 

 盛岡市の岩手公園愛称検討懇話会(座長・望月善次岩手大教育学部教授、委員9人)の第2回会合は14日、同市内で開かれた。委員の中から愛称候補として「盛岡城跡(址)公園」と「盛岡城公園」が挙げられ、これに絞って議論された。市は同日市ホームページ上で愛称に関する市民意見の募集を開始。最終回となる8月4日の第3回会合で市民意見を資料に、懇話会が愛称案をとりまとめる。

 坂本広行委員は「正式名称ではなく愛称を付ける。岩手公園でもいいが『盛岡』とすることのインパクトがある。わたしは盛岡城公園を推すが、建物が復元されないと誤解されるので盛岡城跡(址)公園。100年の節目のせっかくの機会」と主張した。

  藤原誠市委員は「盛岡城公園」とのみ発言。復元は史跡指定を受けているため、文化庁の指導がある。市側は図面などの資料をそろえなければ実現は難しいと説明している。

  林晶子委員は「注目され、議論が沸騰している中、新しい歴史を生み出すチャンス。今後の公園の在り方について考えることにもなる。金や時間のかかるのは覚悟し、1、2年で全国に分かってもらえるわけでもない。ここがもともと何であったかを知らせ、盛岡を必ず名前に入れてほしい」と述べた。

  一方、寺井良夫委員は「正式名称は変えずに愛称を付けるというのは中途半端で混乱を招き得策ではない。盛岡城跡公園にするなら、都市公園としての名称も変えるのが本来望ましいのではないか。愛称ではなく公園がもっと親しまれ、魅力ある公園にとの思いがみんなにある。今後はどう活用するかの議論へシフトするべき」と慎重論を唱えた。

  吉田義昭委員は「もっと活用できる方策が行政的にあるはず。史跡指定で区域が内丸側までになったが、本来産業会館、教育会館、農林会館の部分が北上川の船着き場で岩手山のある景観を望む最も大事な部分だった」などとし、「親しまれる名称の検討も必要だ」と述べた。

  市民からの意見募集は、愛称選定を発表以降、市に寄せられた意見とは別に、懇話会の検討資料として新たに募集するためホームページに応募様式を公表した。画面上に必要事項を記入して送信をクリックすると、事務局に届く。

  意見は原則として名前、住所、性別を明記するようホームページで指示している。締め切りは31日。
  はがき、ファクスでも意見を受け付ける。あて先は郵便番号020−8530、盛岡市内丸12の2、同懇話会事務局の盛岡市都市整備部公園みどり課(ファクス019−622−6211)へ。

 


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