2007年 7月 10日 (火) 

       

■  〈自転車びより〉26 斎藤純 サイクルコンピュータ

 盛岡自転車会議を正式に発足させてから1年が過ぎた。

     
   
     
  発足後、これまでに自転車ワークショップ主催、「さんさ踊り大駐輪場作戦」実施、「減クルマで行こう」参加、そして先月の盛岡自転車祭り主催などの活動をしてきた。今年度は交通教育に関して、岩手県立大学と共同研究がはじまっている。

  環境負荷が少なく、インフラ整備の費用が安くつく自転車の活用は、今後ますます重要性を増していくだろう。それと同時に、自転車交通のマナー向上など課題も多い。これらに盛岡自転車会議は少しでも貢献していきたいと思っている。

  かたいことは抜きにして、なにしろ自転車は別名「走る健康器具」と呼ばれるくらいで、乗って楽しく、健康にもいい。予防医学の面でも自転車は注目されている。

  いい自転車で、正しい乗り方をすれば、通勤・通学のあいだに健康管理ができるのだから、一石二鳥だ。

  ところで、去年の自転車ワークショップのとき、新たに自転車に乗りはじめたという方から「サイクルコンピュータを付けたら、自転車に乗る楽しみが増えた」という意見があった。

  サイクルコンピュータというのは速度、走行距離(1日の走行距離やその自転車に乗りはじめてからの総走行距離など)、平均速度、走行時間などを計測する器具だ。さらに、ペダル(正しくはクランク)の回転数を表示するケイデンス機能や心拍数を表示するハートレートモニター機能などを備えたトレーニング用のものもある。

  サイクルコンピュータを付けて「自転車に乗る楽しみが増えた」方は、走行距離が日に日に増えていくことに喜びを見いだしたのだという。なるほど、そういう効果もあるのかもしれない。

  最も進化したサイクルコンピュータはGPSを搭載していて、ナビゲーター機能も付いている。先日、そのひとつを試用する機会があった。

  残念ながら、あまり使いこなすことができなかった。私の場合、GPSナビ機能をあれこれ操作するよりも2万5000分の1地形図を読むほうが早い。アナログ人間なのである。ただ、実走ルートを記憶する機能が付いていて、これはなかなかおもしろかった。サイクリング後、データをパソコンにダウンロードし、地図に反映させた図を参考のために掲載させていただく。

  こういったさまざまな道具も、自転車の重要性が高まるとともにいろいろと出てくるに違いない。

  (盛岡市在住、作家)

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