2008年 6月1日 (日) 

       

■ ガソリン高騰で自転車特需 健康にもいいと30〜50代男性

     
  ガソリン高騰などで自転車やバイクが売れ出した自転車店(山口輪店)  
  ガソリン高騰などで自転車やバイクが売れ出した自転車店(山口輪店)  
  原油価格の高騰で6月からガソリンがまた値上げされる公算が強まっている。レギュラーガソリン価格は1リットル当たり170円台になりそうな雲行き。通勤や仕事で車を使用せざるを得ない市民や会社などの負担はさらに増加しそうだ。そんな中で自転車などに切り替える市民がじわじわと増えているという。レジャーや遠くの勤務先に向かう場合以外は自転車を使うというサラリーマン、買い物の主婦も自転車に回帰する例が増えている。中にはメタボ対策でという一石二鳥組も少なくないようだ。盛岡市内の自転車店では、思わぬ需要に驚いている。

 同市本町通の配管工事の三立商会の阿部有幾総務部長は、市内の得意先回りはもっぱら自転車。「車はあるが市内の近場の仕事は自転車。ガソリンの値上げも気にしなくても良いし健康にいい。休日のレジャーでは車を使うが、こちらは限定的。自転車と自動車の使い分けをすれば経費増を抑えらえる」と、部長から率先して自転車を活用している。

  同市緑が丘から市内中心部の大手小売店に勤務する40代の男性は4月に自転車を購入した。「これまでは車での通勤。知人が長年自転車通勤していたので自分も健康のためにと考えていた。ガソリンが高騰を続け、家計を圧迫気味になったのでこれを契機に買った。まだ2か月だけど、天気の悪いときは乗らないなどマイペースで乗っている。家計費の削減にはなる」と言う。

  同市中央通の佐々宗輪店の佐々木譽人社長は「30代から50代の男性を中心に売れている。雫石の40代の会社員がスポーツタイプを買った。矢巾の男性も購入し、通勤に使用している。20万円の自転車も売れた。メタボ対策なのかもしれない。夫婦で自転車を利用するケースも出てきた。いずれまたガソリンが上がれば自転車で仕事する人も増えるかもしれない」と今後の動きを注視している。

  同市梨ノ木町のサイクルハウス・ムサシの武蔵昭二店主は「自転車の修理に来る件数が増えた。物置に置いていた自転車を出して来る主婦も。修理すれば十分利用できるものもある」と言う。

  同市緑が丘の山口輪店の山口光久代表は「当店では自転車だけでなく、バイクに切り替える人が増えてきた。生活防衛の一環だろう。自転車はサラリーマンや主婦が購入する。松園地区住民などが多い。1台3万円からだがガソリン使用を考えれば、元がすぐとれるのでは。バイクの購入者は車との燃費の違いから。ガソリンがどこまで高騰するのやら」と話していた。

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