2009年 3月 1日 (日)

       

■ 雪原散策もOK 滝沢・相の沢に自然情報センターがプレオープン

     
  鞍掛山周辺の景色を楽しみながらスノートレッキングする参加者  
  鞍掛山周辺の景色を楽しみながらスノートレッキングする参加者  
  鞍掛山の登山口にもなっている滝沢村の相の沢キャンプ場内に2月28日、たきざわ自然情報センターがプレオープンした。自然と人との触れ合いの場として活用が期待される同施設。集まった村や山岳協会の関係者ら約30人は新しい観光拠点施設の誕生を祝った。4月29日の鞍掛山の山開きに合わせて正式オープンとなる。

 施設には11月まで日中は村山岳協会の会員2人が管理人として常駐。当面はパンフレットなどを置き、訪れた登山客やキャンプ客に鞍掛山周辺の自然、観光、文化などの情報を提供するほか、写真などの展示場として活用してもらう。

  約30畳のホールにはまきとペレット兼用のストーブが整備され、疲れた登山客が暖をとれる休憩場所の役割も担う。施設には水洗トイレも完備。将来的には観光協会が発行している絵はがきの販売、自動販売機の設置など利用者が使いやすい施設にしていく予定。

  鞍掛山は比較的手軽に登れる山として高齢者を中心に人気が高いほか、冬でも山ろくの相の沢牧野で歩くスキーやスノートレッキングが楽しめるとあって年間約3万人が訪れる。村の構想としては冬季間のスキーやスノーシューの貸し出し、山岳協会と連携したガイドなども検討している。

  同日はプレオープンを記念して、相の沢牧野でのスノートレッキングも行われた。滝沢村民を中心に35人が参加し、輪かんじきやスノーシューなどを履いて約5`の道のりを歩いた。この日は晴天の上に風もない絶好のトレッキング日和。参加者は春子谷地展望台からは岩手山をはじめ、姫神山、秋田駒ケ岳、早池峰などを一望した。終了後には、同センター前で村特産のイワナの薫製と鍋も振る舞われた。

  昨年、首都圏から滝沢村に移り住んだ小宮菱一さん(63)、滝子さん(63)夫妻は初めてスノーシューを履いてのトレッキングに参加した。「近くにこれだけの自然があって手軽に楽しめるのは本当にいい。この開けた風景はヨーロッパのスイスと同じで、ぜいたくだ」と改めて滝沢村の自然の魅力を実感していた。

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