2009年 3月 6日 (金)

       

■ 「はちみつ村」を開村へ 盛岡市の藤原養蜂場

     
  藤原養蜂場がオープンするはちみつ村  
 
藤原養蜂場がオープンするはちみつ村
 
  盛岡市若園町3の10の藤原養蜂場(藤原誠市社長)に8日、「はちみつ村」がオープンする。ミツバチとハチミツの博物館、レストランとして養蜂の歴史を学び、味わえる。同社が1901年に創業して以来の歩みを記念し、「養蜂100年館」として展示を企画した。日本在来種みつばちの会会長の藤原誠太専務は「県内で初めての本格的な博物館。ミツバチをもっと身近に感じてほしい」と話している。

  はちみつ村は藤原養蜂場の店舗に隣接するコンビニの跡を改装した。中庭を含む敷地と2階建ての建物合わせて約1千平方メートル。ミツバチの資料や養蜂具を展示するほか、藤原養蜂場が技術開発してきた日本在来種ミツバチ、西洋ミツバチを生きたまま観察できるコーナーを設ける。敷地内には古い土蔵があり、和洋の雰囲気で街中のオアシスを目指す。ミツバチの巣箱を連想させるよう六角形のデザインを多用している。

  藤原専務は「まるでハチの巣に入ったようにイメージしてほしい。ガラスの断面からミツバチの生活を見たり、養蜂の歴史を勉強できるようにする。スズメバチも生態系の役に立っていること、ハチミツには記憶障害を直す効果、筋肉痛を何分の一にする効果があることなどを紹介したい」と話す。

  ハチミツレストランではハチミツ入りの特製ひっつみ、カレー、お焼き、お汁粉、ハニートースト、ホットケーキなどをメニューに軽食を提供し、ハチミツのおいしい味わい方を紹介する。藤原専務は「もっと多くの人がミツバチを自然に飼えるようにしたい。ハチミツは自分で取り、自給自足してみると面白い」と勧める。

  将来的にはミツバチの生態系の研究やスズメバチの研究成果などを展示する予定。藤原専務は日本ミツバチの飼育法を確立し、これまで確認されていなかった日本ミツバチの交尾場所を発見するなど養蜂の研究を蓄積してきた。「飛鳥日本みつばちの郷」建設や、東京農大の食と農の博物館の講座やミツバチモデルハウスなどで養蜂の普及に努めている。

  はちみつ村は「蜂蜜の日」の8日に合わせてオープンし、盛岡市民にみつばちへの親しみが深まるよう期待している。問い合わせは藤原養蜂場(電話019−624−3001)まで。

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