2009年 3月 10日 (火)

       

■ 〈陸上競技場改修〉雫石町も応分の負担を表明

     
  国体のアーチェリー競技主会場の候補地となっている町営陸上競技場  
 
国体のアーチェリー競技主会場の候補地となっている町営陸上競技場
 
  国体主会場誘致に向けた県営運動公園陸上競技場の整備費負担について雫石町の中屋敷十町長は「本町の応分負担については今後盛岡広域市町村での合意を前提に検討したい」との考えを示した。開会中の町議会3月定例会の一般質問で答弁した。県営運動公園の第1種競技場公認に伴う整備費用は100億円以上かかるとされるが、国体施設として整備する場合、国から2分の1の国庫補助が受けられる。残る県負担分は2分の1。整備費用をめぐっては谷藤裕明盛岡市長が20億円程度の負担について言及しているほか、滝沢村の柳村典秀村長も「前向きに考えていきたい」としている。

  鶯宿温泉など宿泊施設を数多く抱える同町にとって、盛岡市が国体主会場になることによる経済的な波及効果に対する期待は大きい。こうしたことから、これまで盛岡広域市町村と連携して県営運動公園に主会場を誘致する活動に積極的に取り組んできた。

  中屋敷町長は県が示した県営運動公園内にドーム型屋内施設を建設する計画についても「本来、ドーム型屋内施設は県営運動公園以外の場所を想定したもので、第1種競技場公認見送りは県営運動公園での国体主会場を断念することにつながり、まことに納得しがたい」と話した。

  国体に関連して、中屋敷町長はこれまでにアーチェリーとボートの2競技についてそれぞれの協会から同町での開催打診があったことを明らかにした。このうち、ボート競技については主会場を県営御所湖公園艇庫に開催要請があったが、「同艇庫は盛岡市に位置しており、同市ではボート競技は開催を希望しないことから御所湖での開催は困難」と話した。

  アーチェリー競技については主会場を町営陸上競技場、練習会場を町営野球場、雫石中と雫石高のグラウンドに想定。昨年10月、競技にかかる開催希望調書を県準備委員会に提出し、3月2日には第1次選定に伴う県準備委員会からの照会に対し、承諾する旨の回答をした。

  町では順調にいけば、今月開催の県準備委員会常任委員会において第1次選定されるものと考えている。中屋敷町長は「アーチェリー競技は町民にはなじみが少ない競技だが、今後町体育協会をはじめ関係団体と積極的に準備態勢を整えるとともに、アーチェリー競技そのものの普及にも努めたい」と競技開催に意欲を見せた。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします