2009年 3月 13日 (金)

       

■ 本県農水産物を商品化 いわて農商工連携ファンド組成へ

     
  ファンドの組成確認書に署名し協力を誓い合う達増知事ら関係者  
 
ファンドの組成確認書に署名し協力を誓い合う達増知事ら関係者
 
  農林水産業者と中小企業者の連携による新事業の創出や経営革新を支援する基金「いわて農商工連携ファンド」の組成調印式が12日、県庁で開かれた。

  達増知事と資金を融資した中小企業基盤整備機構の山下敬史東北支部長、岩手銀行の高橋真裕頭取、北日本銀行の小田中輝男常務取締役、東北銀行の藤元隆一副頭取、ファンドの管理運営を担う、いわて産業振興センターの藤井克己理事長らが出席。組成確認書に署名し協力を誓い合った。

  達増知事は「安全、安心の農林水産物を二次、三次産業と緊密に結びつけたい。ファンドは新たな地域産業を生み出す重要なツールと認識している。関係者の連携による支援で地域活性化を図っていきたい」とあいさつした。

  ファンド総額は29億1千万円。中小企業基盤機構からの20億円、岩手銀行5億円、北日本銀行、東北銀行各2億円の無利子融資に県の1千万円を加えて組成。運用期間は10年間。年間4千万円程度の運用益で年10件程度の助成を予定している。

  起業や経営革新を目指す中小企業者と農林漁業者の連携体に対しては事業費の2分の1以内(県北・沿岸地区は3分の2以内)、500万円を上限に助成。農商工連携による起業・新事業活動、開発した新商品の販路拡大などを支援する機関の取り組みに対しては500万円を上限に定額を助成する。

  09年度の助成対象者は今月27日まで公募。現在、数件の問い合わせがあるという。事業審査委員会を経て4月末までに助成先を決定する。

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