2009年 3月 16日 (月)

       

■ 志波城案内所がオープン 見学案内人が常駐

     
  15日から案内所が開園した志波城跡の外郭南門  
 
15日から案内所が開園した志波城跡の外郭南門
 
  盛岡市上鹿妻の国指定史跡志波城跡(志波城古代公園)の案内所が15日オープンした。12月20日まで休まず見学案内人が常駐し、園内を解説、案内する。

  志波城は803年(延喜22年)に大和朝廷が東北を治めるために、坂上田村麻呂によって建築された城柵。その後、水害などを理由に徳丹城(812年ごろ)を造営し機能を移転させた。

  城の周囲(外郭)は840メートル四方で多賀城跡に匹敵。中心の政庁部分は多賀城よりも広い。周りには土を層状に固めた築地塀を巡らした。そのうち南側252メートルが復元された。これは国内最長の復元という。

  今年のイベントは企画中だが、毎年行われている古代米づくりを予定。城柵内の田んぼで古代米の田植えから刈り取り、脱穀までを体験できる。10月上旬は志波城まつり。今年は稲アートなども計画されている。

  また、以前から広い城内にトイレを求める声が多かったが、4月からは中心部政庁の東側に木造のトイレが開設される。

  志波城跡愛護協会の見学案内員、熊谷幸子さんは「政庁南門からは岩手山と姫神山が対照的に見える絶景。県内外から観光客が訪れている。地元の人にも興味を持ってほしい」と話している。

  昨年は1万686人が来場。開園された97年から、延べ14万7913人が訪れている。

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