2009年 3月 19日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉309 佐々木康宏 181系気動車

     
   
     
  今回の写真は改装前の大阪駅で撮った181系気動車特急「はまかぜ」。現在唯一の181系気動車の定期運用である。

  「はまかぜ」は大阪〜鳥取・浜坂・香住を播但線経由で3往復運転している。181系は80系の180馬力機関2機搭載(キハ80)に対して500馬力機関を搭載した強力型。1968年名古屋〜長野「しなの」で登場、1970年には上野〜秋田「つばさ」を80系から置き換え福島〜米沢にある板谷峠に補機なしで挑んだ。

  「つばさ」の秋田での運用間合いを活用し、北上線経由仙台〜秋田「あおば」にも使用されたので、岩手県内も走行実績がある。その後「やくも」「しおかぜ」「南風」などにも使用された。「しなの」「つばさ」時代はこう配線区の過酷な仕業にエンジントラブルが多発したそうだ。そのため板谷峠では電気機関車の補機が復活した。

  登場時は結構苦難の歴史を歩んだ181系特急型気動車も「はまかぜ」が最後の活躍舞台となっている。

(佐々木康宏)

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