2009年 3月 20日 (金)

       

■ 県教委2895人の異動 小中の教頭は全員副校長

 県教委は19日、教職員の09年度定期人事異動を発表した。異動者は全体の21・5%に当たる2895人。学校統廃合などの影響で前年度より382人減った。小中学校はすべて教頭を副校長に任命換えし校長の権限の一部を委譲。現場教員の目線で校務の調整や若手教員の指導などに当たる「主幹教諭」、「指導教諭」も試行的に導入し、学校運営の活性化を目指す。中学校1年生への35人学級は11市町で導入し33人を措置する予定。県教委事務局は教育次長職が4年ぶりに復活。学校教育室に、授業力向上のための訪問指導を行っていた担当職員を集約し「学力・授業力向上担当」を新設する。4月1日付の発令。

  異動者の内訳は小学校1203人、中学校671人、県立学校799人、教育委員会事務局222人。

  県立学校長は、退職する遠藤洋一盛岡一高校長の後任に千葉研二宮古高校長(58)が就任。水沢、盛岡一、盛岡二などで勤務した経験があり、進学指導や校長会の要としての活躍が期待される。全国高文連会長ポストの盛岡四高校長には、退職する土川春生校長の後任に藤原正義伊保内高校長(58)が就く。

  県高野連会長も兼ねる盛岡工業高校長には鷹觜文昭学校教育室高校改革担当課長(58)が異動。民間出身の池田博男現校長(58)は盛岡北高校長へ、熊谷英範盛岡北高校長(58)は宮古高校長へ転任する。退職する菅野初盛岡南高校長の後任には三浦宗久慈東高校長(58)が決まった。

  中学校長は、県中学校長会長を務めた佐々木壮一下橋中校長の後任に、熊谷雅英仙北小校長(56)が就任。県中学校文化連盟会長を担う。佐藤恭孝上田中校長の後任には伊藤好男巻堀中校長(56)、菊池市高仙北中校長の後任には吉田道一花巻中校長(58)が異動する。村上政梧紫波第一中校長(55)は滝沢南中へ転任。後任には侘美淳県教委教職員課小中学校人事担当課長(57)の異動が決まった。

  小学校長は、県小学校長会長を務める岩田俊雄城南小校長の後任に阿部敬行盛岡市教委教育次長兼学校教育課長(57)が就任する。安代小、高松小の校長経験がある阿部氏は3年ぶりの現場復帰。退職する熊谷幸一杜陵小校長の後任には星敏彦見前小校長(57)、小沢一昭本宮小校長の後任には平政光久慈教育事務所長(55)、仙北小には平澤勝郎大新小校長(58)、滝沢小には千葉孝雄滝沢東小校長(57)の異動が決まった。

  本県初の併設型県立中高一貫校として4月に開校する一関一高附属中校長は山田市雄一関一高校長(57)が兼務。副校長1人、教諭5人、養護教諭1人が配置される。一関一高は副校長2人体制とし中学校の授業も担当するなど連携を図る。

  試行的に導入される指導教諭は小中学校各1人ずつ、主幹教諭は小学校1人、中学校2人を任命した。中1の35人学級は盛岡市の一部、雫石町、矢巾町など11市町で予定している。

  退職者は小中学校208人、県立学校153人、事務局4人の合わせて365人。新採用教諭は小学校37人、中学校33人、高校47人、特別支援学校30人の予定。社会人特別選考では初めて教員免許なしで採用が決まった元大学助手の渡辺修二さん(33)は生物の教員として盛岡北高に配置される。

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