2009年 3月 21日 (土)

       

■ トウケイニセイを公開 馬っこパークで

     
  20日から正式に公開がはじまったトウケイニセイ  
 
20日から正式に公開がはじまったトウケイニセイ
 
  1月に帰郷し滝沢村の馬っこパーク・いわてで余生を送る、かつて岩手競馬で一時代を築いたトウケイニセイ(22歳)が20日から正式に一般公開されるようになった。同日は馬主の小野寺喜久男さんも参加し、同施設で歓迎式典が行われた。馬主や小西重征調教師から貸与されたトウケイニセイに関する品の特別展示ブースも併せて公開が始まった。

  トウケイニセイは岩手競馬が生んだスターホースの1頭。89年のデビュー戦を勝利で飾ったが、屈腱炎(くっけんえん)のため1年7カ月の長期休養を余儀なくされた。競走馬として致命的な故障だったが、復活しデビュー以来18連勝を飾るなど、95年まで現役を続け、43戦39勝、2着3回、3着1回と着外のない強さを誇った。

  引退後、北海道で余生を送っていたが、小野寺さんへ北海道は遠く、近くにいた方がいいという勧めがあって急きょ、帰郷が決まり、馬っこパーク・いわてに1月、移ってきた。施設を管理運営するNPO法人乗馬とアニマルセラピーを考える会(渡邉史朗理事長)が世話をしている。

  既に会いに来るファンはいたが、春を迎え正式にトウケイニセイの公開を始めた。公開に当たり特別展示ブースを設け、トウケイニセイの勇姿や戦績を示す重賞レースの肩掛けや表彰式の写真、実際に使っていた蹄鉄(ていてつ)などが5月の大型連休まで展示。ポストカードも販売されている。

  セレモニーは本部棟前で行われ、理事長の渡邉園長は「岩手の怪物トウケイニセイがゆっくり余生を過ごせるよう、心を込めて育てていきたい」と語った。

  ファンの姿も見られる中、額に流星を持つトウケイニセイが2人にひかれて登場。テープカットして正式公開を開始した。

  馬っこパーク・いわては滝沢村滝沢字砂込389の18。電話688−5290。月曜休園。

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