2009年 4月 2日 (木)

       

■ 〈センバツ〉花巻東、県勢初の決勝へ 菊池の投球に甲子園沸く

     
  花巻東高校野球部が決勝進出を決めた瞬間(MOSSで)  
 
花巻東高校野球部が決勝進出を決めた瞬間(MOSSで)
 
  第81回選抜高校野球大会第11日目は1日、阪神甲子園球場で準決勝2試合が行われ、本県代表の花巻東は5−2で利府(宮城県代表=21世紀枠)を下し、春夏通じて県勢初の決勝へと駒を進めた。決勝は2日、清峰(長崎県代表)と対戦する。午後0時30分試合開始。達増拓也知事は決勝進出を受け、急きょ応援に赴くことを決めた。

  準決勝は初の東北勢同士の対決。前日、6回から救援に回り体力をやや温存した菊池雄星(3年、見前中出)が先発し、初回から速球を中心に三振の山を築いた。本塁打を浴びて2点を失ったが、すぐ立ち直った。

  花巻東は1点を追う6回表、2死満塁から菊池が中前に適時2点打し逆転に成功。投球にもリズムが生まれた。

  菊池の中学3年間の担任、添田貴子教諭は「雄星は『岩手の野球が全国で通用するということを証明したい』と花巻東に進学した。まさにその通りになった」と大喜び。「思っていることを貫くということはとても大変なこと。頑張っていると感心させられた。ここまできたら勝ってほしいという気持ちだが勝っても負けても雄星、花東らしい野球をしてほしい」とエールを送っている。

  2安打を放った柏葉康貴(3年、仙北中出)の中学3年間を担任した中塚昭人教諭は「元気な子でムードメーカーだった。『甲子園にいきたい』と常に言っていた。花巻東から佐々木監督が来たとき、しっかり育ててくれる監督だと思った」と当時を振り返った。「決勝では今までのすべてを出し切ってくれればいいと思う」と応援している。

  達増知事は「決勝進出は県史に残る快挙であり、誠におめでとうございます。皆さん一丸となった最後まであきらめない野球に大変な喜びと感動を覚えました。あすの決勝戦は全国屈指の堅守と粘り強い攻撃力の花巻東高らしい野球で勝利しましょう。私も甲子園球場へ駆けつけて、県民の皆さんと岩手ゆかりの方々とともに応援したいと思います。生活態度とともに野球において真の日本一を達成されることを期待しております」とのコメントを発表した。

  県高校野球連盟の池田博男会長は「県内高校野球関係者の悲願であり、チームの目標である全国制覇の実現にむけ、いつも通りのアグレッシブな花巻東野球を展開し、紫紺の大優勝旗を勝ちとることを期待しています。平常心で頑張ってください」と話している。

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