2009年 4月 9日 (木)

       

■ 盛南開発306街区の分割検討へ 盛岡市

     
   盛岡西バイパスで現在供用している南端の南東部に位置する306街区(写真左側。写真中央奥には県工業技術センターがある)  
 
盛岡西バイパスで現在供用している南端の南東部に位置する306街区(写真左側。写真中央奥には県工業技術センターがある)
 
  盛岡市は、盛南開発地区内の通称306街区13ヘクタールについて、街区全体の一体的土地利用を断念し、街区の分割売却を検討する。街区を所有する都市再生機構岩手開発事務所、個人権利者と年度内に話し合いに入る。現地は過去に新中央卸売市場の進出を計画した候補地。現在は暫定的に第1種低層住居専用地域だが、近隣商業地域、準工業地域の用途変更を県とも協議する。2年間をめどに造成し、売却先を募る考え。

  306街区は、同市飯岡新田と向中野地内にまたがる地域。国道46号盛岡西バイパス(都市計画道路開運橋飯岡線)で先月末に供用開始した区間の南端部が接し、今後延長整備される同バイパス沿い東側に位置する。南北460メートル、東西280メートルと南北に長い。

  市都市整備部によると、全面積の約5割に当たる6・4ヘクタールを同機構、約3割の4ヘクタールを7人の個人権利者、2割の2・6ヘクタールを市が所有している。

  現地は旧市場施設の移転新築整備の移転候補地として90年度に盛南開発(土地区画整理事業)を当時旧地域振興整備公団だった同機構へ事業要請した。中央市場をイメージした流通施設用地役15ヘクタール、南側に流通関連施設用地約4・5ヘクタールの配置を計画していた。

  92年度に市場卸会社関係者の土地取得が判明し、移転候補地から除外された。95年に改めて市施設のリザーブ用地として位置付けられた。当時具体的な利用計画はなかった。流通関連施設用地は一般住宅地へ変更され、流通施設用地の一部に民有地も換地した。

  機構、個人権利者、市の3者は街区全体を一体的に土地利用を図ることとして現在に至っている。現状は市の具体的な利用計画がなく、機構側の実施した調査でも13ヘクタールを一括で利用するのは難しいとの判断が出た。

  このため分割して売却する土地利用について3者で話し合う。市が議会に示した分割案では街区全体を最大6分割し、西バイパス延伸側の近隣商業地域、その東側を準工業地域とする。

  分割に伴い必要な道路整備は配置や構造を機構や関係機関と協議が必要。地区計画や用途指定の変更などは今後県と協議する。土地単価は造成後に設定するという。


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