2009年 4月 9日 (木)

       

■ 〈北Gのライブトーク〉82 北島貞紀 「最近買ったCD(下)」

 先週に引き続いて、最近買ったCDの紹介です。

  「スパイロ・ジャイラ/キャッチング・ザ・サン」ジャズとロックの融合「フュージョン」という言葉がもてはやされたのは、70年代の中ごろだったと思う。「スタジオミュージシャン」という単語も、このころに市民権を得た。(もちろん業界の中でだが)

  そんな中のひとつ、スパイロ・ジャイラは1975年のデビュー。バンド名が変わっていたので記憶に残っていたが、サウンドの方はすっかり忘れてしまった。中古店で見つけて、なんとなく買ってしまったが、聴いてみると「フュージョン」そのものである。余りにさわやか過ぎて、すぐにその音を忘れてしまうのだ。(今も、活動中であるらしい)

  「ローリング・ストーンズ/フォーティ・リックス」今、一番のお気に入りである。2002年に、ストーンズ結成40年を記念しての2枚組、40曲のベスト版なのだ。

  このアルバムタイトルのLicks(リックス)の意味が分からないので、辞書を引いてみると「@ひとなめA少量…」とある。ストーンズのマークがベロ(舌)だから、「ひとなめ」かと思いきや、さらに先を見るとEに「ギターやバンジョーの挿入句、演奏者が即興で挿入するフレーズ」うん、これだ!単刀直入、そのものずばり「選りすぐりの40曲」というところか。これって「たかがロック、されどロック」のニュアンスだね。

  2枚連続で聴いていても飽きがこない。選曲はもちろん、曲の並びも相当吟味されていると思う。ただ、初期の代表作「テル・ミー」と「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」が入っていないのが、個人的には残念である。ストーンズのライブを撮ったスコセッシ監督の「シャイン・ア・ライト」も公開中。おっと今週いっぱいの上映だ、観に行かなくっちゃ!

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