2009年 4月 26日 (日)

       

■ IGR厨川駅の地下自由通路 2011年度供用目指し工事本格化へ

     
  IGR厨川駅舎北側の地下自由通路整備場所(写真は東側から撮影)  
  IGR厨川駅舎北側の地下自由通路整備場所(写真は東側から撮影)  
  IGRいわて銀河鉄道厨川駅の地下自由通路新設工事が今年度、本格化する。延長66・7メートルで東西には斜路付き階段とエレベーターが設けられる。11年度中に供用開始予定。同駅は1日当たり約3千人の乗降客が利用する。駅東西を結ぶことで、これまで北側の踏切まで約1キロ迂回(うかい)が必要だった同駅西側の利用者の利便性向上が図られ、利用促進も期待される。

 新設工事は盛岡市の事業で東西を結ぶ地下自由通路と西側に広場(駐輪場約440台収容)、東側に駐車場17台分を設ける。自由通路は駅舎の北側に整備される。幅4・2メートル、高さ2・6メートル。東北新幹線高架橋とIGR線直下の延長は約33メートル。総事業費約15億円を見込んでいる。

  斜路は東側が約30メートル、西側が約21メートルで自転車も押して上り下りできる。

  駅舎のある東側のみの改札に変更はないが、駅の東西を直通する通路ができれば、北側にある踏切まで迂回しなくても駅を利用できる。時間、距離のロスが解消され、利用者の促進にもつながる。

  駅利用以外も交通量が多く、歩道のない北側踏切を使わずに東西の行き来ができ、通行の安全性確保も図られる。このため通路は乗降客以上の利用者が見込まれる。

  本格着工に合わせて22日、現地で施工者主催の安全祈願祭が行われた。市とJR東日本東北工事事務所、施工者の鉄建・仙建共同企業体、IGR、地域住民ら約50人が出席。神事で工事の無事完了を願った。

  池田克典副市長は「念願の工事であり、厨川、みたけのほか近隣、高校通学者ら多くの方が利用する厨川駅は、西側利用者は大きく迂回して大変ご不便だった。通路、広場整備を総合計画に位置付けている。新設は周辺地区の発展に大きく寄与するもので、一日も早い整備を望む」とあいさつした。


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