2009年 4月 27日 (月)

       

■ 「仮想賢治と童話で話そう」 青春館で県立大がシステム公開

     
  仮想賢治の童話朗読を聞く参加者  
 
仮想賢治の童話朗読を聞く参加者
 
  「ようこそケンジ!コンピューターがつむぐ賢治の世界〜仮想賢治と童話で話そう」(盛岡観光コンベンション協会主催)が25日、盛岡市中ノ橋通のもりおか啄木・賢治青春館1階街並展示室で開幕した。賢治が盛岡中学入学のために来盛して100年になることを記念して開催。滝沢村の県立大学ソフトウェア情報学部藤田研究室が研究開発を進めている「仮想賢治システム」を公開展示している。

  会場に設置されたのはプロジェクターを内臓したマネキン「仮想賢治」。顔の部分には賢治をイメージしたCGが映し出され、童話「注文の多い料理店」を朗読する。対面する位置に人が座ると、設置されたカメラがその表情を認識。その反応によって賢治の表情や朗読の仕方が変化していくというもの。

  怖いシーンでは賢治の眉間にしわが寄ったり、聞き手が乗ってこないと話に引き込むために声を低くしたり。実際に体験した滝沢村の男性団体職員(31)は「少し不気味だったが、自分の表情で声質が変わったりするのが分かった」と話していた。同システムは今後、医療や介護の分野への応用を視野に入れて、さらに研究開発が続けられるという。

  8月9日まで。午前11時から午後4時(同館の開館時間は午前10時〜午後6時)。毎月第2火曜日休館。

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