2009年 4月 29日 (水)

       

■ 相の沢牧野に馬たちの姿 放牧始まる

     
  岩手山ろくに広がる相の沢牧野で始まった放牧  
 
岩手山ろくに広がる相の沢牧野で始まった放牧
 
  岩手山ろくに広がる滝沢村の村営相の沢牧野で28日、今シーズンの開牧が始まった。今年も昨年に続き雪解けの時期が早く、例年より1週間ほど早めの開牧。初日は村内や盛岡市などから20頭の馬が搬入され、緑の牧草地に放された。連休明けには肉用牛、乳用牛の放牧も始まる。

  肌寒い気候のために当初予定していた放牧を見送る農家もいて、この日の放牧数は予約の43頭には満たなかった。それでも畜産農家のトラックによって次々と馬が運び込まれた。畜舎から広い牧草地に放たれた馬は、のびのびと草を食べていた。

  今年生まれたばかりの子馬も3頭放牧された。母親に寄り添うような様子を見せながらも、時折牧草の柔らかい感触を確かめるように無邪気に走り回る姿に放牧に訪れた農家も目を細めていた。

  今シーズンは牧野全体で馬43頭、乳用牛367頭、肉用牛405頭が放される予定。放牧された牛馬はこれから秋まで同牧野で過ごす。放牧馬の中には、夏の風物詩のチャグチャグ馬コに出場し、再度放牧される馬もいる。

  昨年に続いて馬を放牧した盛岡市玉山区の一戸昌孝さん(64)は「放牧地に出したときは馬だけでなく、人の気分もいい。ここの開牧はいつも早い。田んぼの時期もあるので早めに放牧に出せれば農家は助かる」と話した。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします