2009年 7月 16日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉326 佐々木康宏 711系交流電車

     
   
     
  711系は在来線で初めて量産された交流専用電車だ。函館本線電化用に誕生。小ぶりな窓は防寒のため二重になっている。近郊型だが防寒のため客室とデッキに仕切りがあり、ボックスシートが主体なので急行型車両の構造に近く、実際に急行「かむい」や札幌〜旭川ノンストップ急行「さちかぜ」にも運用された。

  1両の中間電動車モハ711の両側に制御車クハ711を連結した3両が基本編成。1967年に試作車が登場。試作車だけ制御電動車クモハ711があり、折り戸のドアや二段式の窓など外観が違ったが既に廃車。

  1968年小樽〜滝川電化時に量産車が登場し、翌年の旭川電化で増備される。1980年の千歳線・室蘭本線電化時にも増備されている。現在は札幌近郊は後継車の721系や731系が主に運用されており、711系は旭川方や室蘭方の運用が多い。写真は岩見沢にて。
(佐々木康宏)

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