2009年 9月 2日 (水)

       

■ 女性カウンセラー4人が共同でセンター開設 幅広く悩みの相談に

     
  川村芳枝代表(右)とスタッフの佐藤真理子さん  
 
川村芳枝代表(右)とスタッフの佐藤真理子さん
 
  盛岡市黒石野2丁目に盛岡心理カウンセリングセンター(川村芳枝代表)が開設し1カ月半ほど経過した。地元の女性カウンセラー4人が個別相談や心理療法などを手がけている。民間のカウンセラー組織は県内でも珍しい。

  カウンセラーの個人事業所をそれぞれ開設していた川村さん(43)と佐藤真理子さん(39)の2人が協力し、7月上旬に立ち上げた。

  2人とも盛岡市出身。身内や職場内の問題からカウンセラーに興味を持ち、市内のカウンセリング学院で心理カウンセラーや心理療法士などの資格を取得。04年ころから市内で独立開業した。

  川村さんは「これまで市内で別々にカウンセラーとして仕事をしていた。時期は1期ずれたが同じ学校で資格を取得し互いに知っていた。それぞれ2人ずつで仕事をしていたが、同じ悩みを抱えるクライアント(相談者)をグループでカウンセリングできるスペースも必要と考え、新たな組織にすることになった」と説明する。

  センターには個別相談室やセミナールームがあり、自分の性格の問題から親子・夫婦関係、引きこもり、会社や組織内での問題などまで幅広くカウンセリングを行っている。

  川村さんは「具体的な内容は言えないが、不登校の生徒や仕事熱心な若いOLらをカウンセリングした。過敏な神経の持ち主で脅迫観念を持つ人も。50回ほどカウンセリングしたケースもある。最近は年齢や性別、職業を問わずさまざまな人が相談に来る。心の病を抱えて」と言う。

  同センターではクライアントの人生を尊重して深く話を聞き、クライアントが自分で自分の存在価値に気づき自分自身で問題を解決しようする力に気づくようサポートする。

  「それがわたしたちの役割。病院ではないので当然治療はできないし薬も出せない。ただ、リラックスしてもらったり、自律訓練などの心理療法などは行う。その人に本来ある力が発揮できるように」と川村さん。

  佐藤さんは「孤独感を持つ人が増えているようだ。家族にも職場の仲間にも話せない。職場などが昔のように悩みを聞いてもらえる場ではなくなっているのかもしれない。わたしも含め当センターではそれぞれの人が持つ個別の物語に寄り添い、未来に目を向けたカウンセリングに努めたい」と話した。

  料金は面談カウンセリグ60分で6千円、90分で8千円。予約制。営業時間は午前9時から午後9時まで。不定休。問い合わせ先は盛岡心理カウンセリングセンターまで(電話663-6881)。


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