2009年 9月 10日 (木)

       

■ 盛岡市議会、議員定数の削減不可避 人口減受け議論始まる

 盛岡市議会(佐藤栄一議長、42人)の議会制度検討委員会(菊田隆委員長、12人)は2011年春の統一地方選に向けた議員定数の議論に入った。早ければ12月定例会中に定数について議長へ答申。これを受け10年12月定例会に定数条例の改正が提案される見通し。市の人口が減少傾向にあり定数減自体は避けられない状況だ。

  検討委は8日、約1年ぶりに会議を開き、今後の検討スケジュールなどを委員が確認した。改選1年前までに検討委で結論を出すとしており、遅くとも来年3月定例会までに答申する。その後、条例改正に向けた議論は議会運営委員会に移る。

  議会の定数は国勢調査で出た人口に応じた上限が地方自治法に定めてある。

  市は前回05年調査で旧玉山村と合併することになり30万人を突破。上限が46人となった。06年の合併後、旧玉山村議19人が在任特例で市議になり、それまでの38人(上限いっぱい)に加えて57人になった。07年の改選では定数を上限より4人少ない42人とし、現在に至る。

  市は既に30万人を切り、上限46人を保てないのは必至。前々回のように上限いっぱい38人とするか、さらに削減した定数とするか在任する議員が判断を迫られることになる。

  しかし、国勢調査の数字を待たずに上限38人を前提とした条例改正には慎重だ。次回国勢調査は来年10月。12月下旬には概要が官報公示される。

  過去の例から調査実施年の12月1日の人口が調査とほぼ同数になることから、この結果を待ち、改選直前にならないよう12月定例会で条例改正が提案される見通し。

  菊田委員長は「法定いっぱいか、そこからさらに減らすのか、いくら減らすのか各会派の議論を深めてもらいたい。定数を削減するにしても自分たちの存在意義が問われる話だ」と話している。

  検討委は29日に再度会議を開き、会派で持ち帰った今後の進め方などを話し合う予定。 

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします