2009年 9月 14日 (月)

       

■ 無風から一転選挙戦? 八幡平市長選、対抗馬擁立の動き

     
  田村正彦後援会事務所開き  
 
田村正彦後援会事務所開き
 
  任期満了に伴う八幡平市長選挙は、20日の告示まで1週間を切った。現在、立候補を表明しているのは現職の田村正彦氏(61)1人だが、ここにきて民主党が中心になって対抗馬擁立の動きを急に活発化させており、選考作業は大詰めを迎えている模様だ。関係者によると、ラジオパーソナリティーを務める盛岡市の川村龍雄氏(51)の名前が挙がっているという。

  今選挙は八幡平市が誕生して2回目の選挙になる。4年前の選挙では役場庁舎建設、国保西根病院の移転新築が争点となり、庁舎建設を主張する田村氏が当選した。

  庁舎建設について田村氏は、西根、安代、松尾の3町村が合併する際に締結した協定による約束事として、庁舎整備基金の創設、市庁舎建設基本計画の策定など準備を進め、2期目で建設に着手する段階に入っている。

  しかし、庁舎建設については選挙後4年経過した現在でも反対の姿勢を明確に打ち出している層があり、市民に再度判断を仰ごうというのが候補者擁立の動きの根底にある。

  田村氏の支持層は従来、自民支持層が基盤になってきた。衆院選の結果を背景に同市内でも民主支持層の勢力拡大が急速に進んでおり、政党対決によって力関係を明らかにしたいという民主側の思惑もありそうだ。

  民主党系の市議らによると、対抗馬擁立は最終段階という。

  田村氏の後援会では対抗馬候補擁立の動きに神経をとがらせている。直前まで対立候補の動きがなく、無競争の可能性が言われ出してからも、後援会組織の引き締めを図り、前回と同じ姿勢で選挙の準備を進めてきたと説明する。しかし選挙戦になった場合には、情勢にも変化が生じかねない。

  13日に同市大更駅前で行われた田村氏の事務所開きには約80人が出席した。高橋昭三後援会長は「選挙がないとか、あるとかうわさが流れているが、選挙はやるという気構えを持って準備してきた。後援活動の促進をお願いしたい」と引き締めを図った。

  後援会幹部に田村氏は「皆さんの期待に添えるように何とか勝ち上がりたい。政権交代という今まで経験したことがないことが現実に始まる。それを糧に何とか市民の暮らしを向上させるためにいろんな施策展開を図りながら頑張ってまいりたい」と支援協力を訴えていた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします