2009年 9月 15日 (火)

       

■ 国道455号北山バイパス10月26日に開通へ

     
  10月26日の供用開始が決まった北山バイパスの国道4号接続付近  
 
10月26日の供用開始が決まった北山バイパスの
国道4号接続付近
 
  県は14日、盛岡市内の国道455号北山バイパスを10月26日に開通すると発表した。1984年度(昭和59年度)の事業着手から用地交渉で事業が停滞した時期もあったが、26年をかけようやく全線開通となる。松園や桜台などの新興住宅地と中心部を結ぶ455号は慢性的な渋滞を招き、周辺の他路線の交通へも影響していたが、時間短縮などの効果が期待される。

  全線7・5`のうち来月、供用開始されるのは残区間の1・4`。北山トンネルとその前後の国道4号接続部から洞清水まで。同日午後1時からの開通式を経て午後4時から供用となる。

  同路線の整備は延長7・5`のうち3・8`が2車線、3・7`が4車線で整備された。2車線区間は99年3月に供用開始し、4車線区間のうち2・3`は94年に開通していたが、北山トンネルを含む今回の区間が残されていた。

  総事業費は約196億円。このうち今回の開通区間は99年に着手し、約119億円の99億円を北山トンネルが占める。着工後に地盤の問題が明らかになり工法、事業費が見直された。トンネルは市中心部に向かう上り線が片側歩道の延長923・5b、下り線が歩道なしの950・5bと分離型になっている。

  開通により慢性的な交通渋滞の解消が期待されるほか、県立病院など医療施設へのアクセスが大幅に解消され、救急医療の支援になるとみられている。

  記者会見で発表した達増知事は「先祖伝来の貴重な土地を提供いただいた地権者、計画にかかわる各委員会の委員の支援、協力の賜物であり深く感謝を申し上げる」と多くの関係者に謝意。さらに「衆院議員時代もこの北山バイパス開通に向けて、関係者の皆さんがいろいろな努力をしているのを見聞きしてきた。地権者との関係では桑島博元盛岡市長が足を運んで地権者との調整に直接当たられたといった苦労話もうかがっている。地域住民の開通への期待も聞いていたので、ようやく開通となり本当に良かった」と所感を述べた。

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