2009年 9月 16日 (水)

       

■ 目標は「希望郷いわて」 県が新しい長期計画

 県は15日、新しい長期計画(09〜18年度)案を公表した。6月に公表した計画素案への意見を踏まえて見直し、新たに実施計画となるアクションプランを加え計画全体を明らかにした。基本目標に「いっしょに育(はぐく)む『希望郷いわて』」を掲げ、計画の推進により「県民一人ひとりが、共に支え合いながらいきいきと働き、安心して暮らし、楽しく学んでいくことのできる希望あふれる社会」の実現を目指していく。

  新しい計画は県総合計画(99〜10年度)に代わるもの。計画期間の終了を待たず、次期計画に移行する。実現していきたい岩手の未来を示した長期計画(本計画)と具体的な取り組みを示すアクションプラン(政策編、地域編、改革編)で構成。アクションプランは知事任期に合わせたマニフェストサイクルとし、今回策定するのは09、10年度の2カ年となる。

  長期ビジョンは第1章「岩手の今を見つめる」、第2章「『ゆたかさ』『つながり』『ひと』で岩手の未来を拓(ひら)く」、第3章「私たちが実現していきたい岩手の未来」、第4章「岩手の未来の実現に向けた7つの政策」、第5章「岩手の未来を切り拓く6つの構想」、第6章「地域振興の展開方向」、第7章「県政運営の基本姿勢」の7章立て。

  未来を拓くキーワードとして、ゆたかさ、つながり、ひとを挙げ、それぞれを育てる姿勢を示す。7つの政策として産業・雇用、農林水産業、医療・子育て・福祉、安全・安心、教育・文化、環境、社会資本・公共交通・情報基盤の分野に分類した。

  6つの構想は、3つのキーワードの視点を踏まえた戦略的考え方に基づき推進しようというもので、分野ごとの7つの政策とは異なり、横断性、先駆性、独自性の高い取り組みや仕組みづくりの方向を示している。

  例えば「元気になれるいわて構想」は地域の多様な地域資源を生かした産業振興や定住・交流の促進を狙い、代替療法や地域ツーリーズムの展開などを図るもの。さまざまな分野のかかわりを想定する。

  地域振興の展開方向は4広域振興圏の進行、広域振興圏や県の区域を越えた広域的な連携の強化、地域コミュニティーの強化、県北・沿岸圏域及び過疎地域等の振興を柱としている。

  パブリック・コメントは16日から10月15日まで。地域説明会は18日から25日まで11カ所で開く。総合計画審議会の答申を経て11月に最終案を公表、12月の策定を目指す。

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