2009年 9月 21日 (月)

       

■ 〈八幡平市長選告示〉予想の現職、新人2氏が届け出

 任期満了に伴う八幡平市長選挙は20日告示され、無所属の現職田村正彦氏(61)と無所属新人で民主党推薦のフリーアナウンサー・川村龍雄氏(51)の2人がそれぞれ立候補を届け出た。ともに無所属だが、民主党の推薦を得た川村氏は実質的な党営選挙を展開する構え。このため、民主の国県政と市町村政のねじれを市民がどう判断するか問う選挙になった。政策的には、田村氏は旧3町村が策定した建設計画の着実な実施を訴える。川村氏は建設計画にある庁舎建設計画の見直し、しがらみのない市政を訴える。投票日は27日で即日開票される。

  八幡平市が誕生して2回目の市長選挙になる。民主推薦候補と田村氏による一騎打ちという構図は前回と同じ。役場庁舎か西根病院の新築で争った前回選挙から4年経過し、民主側では役場庁舎計画の見直しを争点として今回の選挙に臨んでいる。

  田村陣営では「農と輝の大地の会」、川村陣営では「しがらみのない八幡平市を創る会」を確認団体として立ち上げた。確認団体車には応援の県議らが同乗している。初日は両候補とも市内全域を回って遊説し、真っ向からぶつかって激しい選挙を展開している。

  田村氏は1期目で掲げた12の公約の進ちょく状況を分析。その中から出てきた課題の着実な実施を掲げる。2期目では中心部のにぎわい創出、県域を越えた八幡平エリアの広域観光圏の創造、教育格差を生まない政策、庁舎建設や上下水道整備など公共工事の計画的な実施を公約に掲げている。

  特に中心部のにぎわい創出では市の玄関口である大更駅周辺のにぎわい作りに取り組むことを第一に掲げている。都市計画の見直しによる東口、西口の整備、文化施設の駅との併設、西根病院の移転新築等の検討をしていくことを訴えている。

  川村氏は最も重要な施策として庁舎建設計画の見直しを訴える。建設目的で積み立てた基金は市民生活を第一に考えた予算執行にするとしている。市民が誇りを持って暮らせる、しがらみにとらわれない八幡平市創りを国県市の密接な連携で進めていくとする。

  公約には、ムダづかいを省いた行政改革、子育て支援と教育での人材育成、医療・福祉の充実、雇用・経済の立て直し、農林業の6次産業化、国際観光都市への施策の推進などを掲げる。

  19日現在の選挙人名簿登録者数は2万5196人(男性1万2071人、女性1万3125人)。

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