2009年 9月 27日 (日)

       

■ 早池峰神楽が代表リスト記載へ 28日からユネスコ文化遺産保護委員会

 国重要無形民俗文化財に指定されている早池峰神楽(花巻市大迫町)の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」(代表リスト)への記載を決めるユネスコの第4回無形文化遺産保護委員会は、28日からアラブ首長国連邦のアブダビで開かれる。世界遺産登録とは異なり、専門機関による価値評価はしない。遺産の特殊性や保護措置などを説明する提案資料に不備がなければ記載が認められる仕組みで、記載されるのはほぼ確実視されている。

 会議は10月5日までで、初日に会議日程が決まる。代表リストへの記載候補に挙がっている111件(35カ国)のうち、日本関係は早池峰神楽をはじめ、同じ国重要無形民俗文化財の京都祇園祭の山鉾行事(京都府)や秋保の田植え踊り(宮城県)、アイヌ古式舞踊(北海道)、国重要無形文化財の雅楽など14件。

  委員会では代表リストへの記載候補のほか、「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧表」(危機リスト)の記載候補に挙がっている12件(8カ国地)の可否などが審議される。

  03年のユネスコ総会で採択され06年4月に発効した無形文化遺産の保護に関する条約は114カ国が締結。無形文化遺産保護委員会は24カ国の委員国で構成する。議長国はアラブ首長国連邦、副議長国はキプロス、インド、マリ、パラグアイの4カ国。書記国はクロアチアが務める。

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