2009年 11月 4日 (水)

       

■ 盛岡市が「ごみ分別辞典」発刊 旧市域11万世帯に配布

     
  盛岡市で作成した、ごみ分別辞典。11月からはこれを使用してプラスチック、紙製容器包装の分別収集について説明会を開く  
 
盛岡市で作成した、ごみ分別辞典。11月からはこれを使用してプラスチック、紙製容器包装の分別収集について説明会を開く
 
  盛岡市は730品目のごみの分別区分や出し方などを掲載した「ごみ分別辞典」盛岡地域版(A4判、フルカラー47n)を発刊した。旧都南・玉山を除く旧盛岡地域11万5千世帯へ全戸配布する。特にプラスチック製・紙製容器包装の分別収集が来年8月から市全域で始まるのを前に、仕分け方法など具体的な例示を盛り込んでいる。容器包装の分別徹底を図る市民対象の説明会を既に今月から開始しており、配布後は分別辞典をテキストに使用する。

  市のごみ排出量は06年度から08年度で10%削減された一方、ごみの分別に関する問い合わせや苦情が年間約2万件寄せられていた。分別方法や出し方が分からず違反ごみを出すケースがあり、分別辞典を作成し、写真や絵、図表などで視覚的に訴えることとした。

  分別辞典には全730品目の分別区分と集積所への出し方などを明記した五十音別一覧表が20nある。ほかに▽プラスチック製・紙製容器包装の対象になる種類▽可燃、不燃、資源ごみ、スプレー缶別の出し方ルール▽生ごみの減量▽粗大ごみ、引っ越しごみ、家電4品目、蛍光管、バイク、乾電池、白色トレイなどの処理方法|などが掲載してある。

  一覧表では家庭でよく出るごみ、分別について可燃ごみかリサイクル可能かなどで迷う品目を紹介。「エアコン」と「クーラー」など、どちらの用語でも検索できる配慮もした。ほかにもイラストを多用し、解説の文字は大きくするなど、視覚的に訴え、見やすさ、分かりやすさを追求。

  表紙はプラスチック容器包装の分別周知へ、対象になるペットボトルのキャップとラベルを取り外す写真を掲載。表紙をめくると、火災やカラスによる散乱、不法投棄などの様子を写真で紹介し、ルールを守らない場合の被害について啓発する。

  さらにレジ袋使用量削減、ごみ減量・リサイクルの協力店一覧と店頭回収品目、ごみの持ち込み施設、分別などの問い合わせ一覧も載っている。

  作成は、市町内会連合会や市きれいなまち推進協議会、玉山区自治会連絡協議会からの意見が反映されている。今回は予算550万円で、企画コンペにより作成を委託。転入者分の2万5千部を合わせ13万部印刷した。

  旧都南地域用は現在盛岡・紫波地区環境施設組合が作成中。玉山区用は既存のものを再編して4月に全戸配布されている。

  容器包装リサイクルは菓子箱や袋、たばこのフィルムと箱などが分別の対象。汚れたりぬれたりしていないもので、古紙、白色トレイや牛乳などの紙パックなどもともと分別収集しているものを除く。マヨネーズのチューブやレトルトカレーの容器は可燃ごみ、ハンガーやバケツは不燃ごみ。

  市販の多くが容器包装の対象になることから、市は来年8月の分別開始に向け、同3月までに市内各地区や保育園・幼稚園、大学寮、専門学校、不動産会社などを対象に延べ1千回の説明会開催を行う。

  11月は既に平日の日中と夜、土日など約80回を予定。各地区には計2週間の期間を割り当てている。

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