2009年 11月 5日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉342 佐々木康宏 「はつかり」のヘッドマーク

     
   
     
  今回の写真は、「はつかり」がSLけん引の客車特急としてデビューしたころ、SLの頭部を飾ったヘッドマークだ。9月の連休中、盛岡駅構内にサボなど鉄道部品を販売する特設売店で特別に展示されたものを撮影した。

  特急「はつかり」は1958年10月に上野〜青森間に登場、東北地方を初めて走った特急だ。歴史と伝統ある、「つばめ」「富士」「さくら」に匹敵する愛称名だと思う。往年の特別急行の愛称名はスピード感ある鳥の名前(「つばめ」、「かもめ」など)や、わが国を代表するもの(「富士」、「さくら」など)が付けられた。

  「はつかり」も鳥シリーズの一つだ。秋に初めて渡ってくるガン(初雁)。マークにもその姿が描かれている。後年、電車特急のマークが絵入りになったときも「はつかり」は空を渡るガンの姿がデザインされている。12月5日には特急「なつかしのはつかり号」が八戸発12時48分、青森着13時54分のダイヤで583系で運転される。583系、久しぶりの特急運用だ。
(佐々木康宏)

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