2009年 11月 5日 (木)

       

■ 〈北Gのライブトーク〉112 北島貞紀 松園公民館のリハ室

 CDがやっと完成した。すべて自作の6曲で、「蔵」というタイトルをつけたが、僕にとっては3枚目の作品となる。8月末からリハーサルをはじめて、2カ月余りかかったことになる。いつものことだが、スタート時点で完ぺきなアレンジができているわけではなく、メロディーとコード、リズムパターンだけが決まった、いわば「すっぴん」状態である。

  もちろん頭の中には、こんな雰囲気に仕上げたいというモヤモヤがあるのだが、実際に音を出して録音してみると、まず「絶望」が襲ってくる。やっぱりモヤモヤは、もやもやでしかなく、ちゃんとアレンジしなきゃという出発点につくのである。

  そこからは、時間との戦いになってくる。締め切りが決まっているわけではないが、リハーサルや録音には、スタジオ料金というコストが発生する。文字通り「タイム イズマネー」なのである。

  盛岡の貸スタジオには、生ピアノが置いてないので、ちょっと不便である。そんな折、松園に住むメンバーが、耳寄り情報を持ち込んでくれた。松園公民館にリハーサル室があり、そこにグランドピアノがあるらしい。

  実際に行ってみると、とても立派なリハーサル室があり、グランドピアノも鎮座めされていた。早速、公民館のスケジュール表を見て予約を取った。料金的にも安価であり、何度か利用させてもらった。もちろん、ピアノ以外の楽器は持ち込みなので、ほかのメンバーには迷惑をかけたが、僕は楽ちんであった。

  このアルバムの表題作「蔵」とスローナンバーを1曲、ここで録音した。自然なエコーがかかって、ミックスダウンの音の加工は必要がなかった。その他のスタジオ録音の曲と聴き比べて、その違いを確認してもらえたらと思っている。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします