2009年 11月 13日 (金)

       

■ ユニバース鉈屋町店20日に開店 等価交換の旧市立病院跡地に

     
  20日オープンするユニバース鉈屋町店。店舗奥に並んで見えるのが旧岩手川の大正蔵  
 
20日オープンするユニバース鉈屋町店。店舗奥に
並んで見えるのが旧岩手川の大正蔵
 
  スーパーのユニバース(本社・青森県八戸市、三浦紘一社長)は、盛岡市鉈屋町地内でユニバース鉈屋町店を今月20日午前9時半、オープンさせる。市内4店舗目。敷地面積約1万6千平方bで店舗の延べ床面積約3千平方b。敷地は取得した旧岩手川鉈屋町工場跡地と市所有の旧市立病院跡地などと等価交換するなどした。市保存建造物の浜藤の酒蔵など歴史的建造物6軒は10月9日に市へ寄贈した。同社は年内に青山地区で5店舗目を開店させる予定。

  敷地は工場跡地の一部と、市から等価交換の形で北上川堤防道路側の旧市立病院跡地などを取得。これに等価交換以外の市有地と民有地を賃借して出店ゾーンを形成。店舗は浜藤の酒蔵西側に位置する。その西隣に別棟のドラッグストア、敷地の南側に駐車場232台を確保した。

  同社によると、売り場面積が店舗・くつろぎコーナーで約2100平方b。ドラッグストアは約830平方b。ほかに北日本銀行のATMもある。営業は元日などを除き年中無休、午前9時半から午前0時まで。従業員は約100人体制。駐車場は店舗前に141台、建造物群前に91台の配置。

  酒蔵会社・岩手川の破産により工場跡地を取得後、市が進める鉈屋町歴史的建造物等活用事業の共同事業として出店を計画。店舗は市の歴史景観地域に配慮。鉈屋町はじめ大慈寺地区の城下町風情が残る町屋群のたたずまいを崩さぬデザインが施されている。

  三浦社長は「チェーン展開する当社にあって外装を地域景観に合わせるよう要望を受けた。これまでの店舗とすっかり変えたので、これがうちの店舗かなと思うようなものになった」と説明する。

  歴史的建造物の寄付のほか▽店舗の南北を通る市道の幅員7bの拡幅と所有地の寄付▽店舗北側の拡幅(幅員7b)▽敷地内に観光客、市民のための歩行スペース(同2b)の確保▽観光バスの臨時駐車スペース確保|など、事業や利便性、安全性向上に協力した。

  11日には市役所で歴史的建造物寄付に対する感謝状が谷藤裕明市長から贈られた。谷藤市長は、歴史的街並みを生かしたまちづくりができると感謝し「十分活用し、地域の発展につなげたい。今後の整備もきちんとしていきたい」と述べた。

  三浦社長は「店は日常の買い物利用なので市の事業による効果はそれほど期待できないが、お土産類などを多少充実させたいし、市の取り組みにはできる限り協力したい」と話した。

  同社は北東北で計45店舗(本県14店舗)を展開。市内では旧市場跡地の盛岡南店、中野店、サンタウン松園店がある。現在青山地区の日本新薬跡地の商業施設で開店準備を進めている。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします