2009年 11月 22日 (日)

       

■ 菊池雄星、松坂に並ぶ 西武と入団1億5000万円で仮契約

     
  西武ライオンズと仮契約を結んだ菊池雄星投手  
 
西武ライオンズと仮契約を結んだ菊池雄星投手
 
  花巻東高の菊池雄星投手は21日、プロ野球ドラフト会議で1位指名をした埼玉西武ライオンズと1回目の交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年棒1500万円(いずれも推定)で仮契約を結んだ。同球団史上最高額になる。菊池投手は「改めてライオンズの一員になるという自覚が芽生えた」と心境を語った。

 雫石町の雫石プリンスホテルで行われた第1回交渉には菊池投手と両親、球団側から前田康介球団本部長、鈴木葉留彦編成部長、水澤英樹アマチュア担当が出席。球団から育成システムや野球協約のことなどが説明され、交渉は3時間に及んだ。

  緊張した表情で交渉の場に入った菊池投手だったが、交渉後は喜びと安堵の表情を浮かべた。会見で菊池投手は「小学校3年生から野球を始めて10年間追い続けてきた舞台にやっと立てることはうれしいが、まだまだスタートラインに立っただけ。行くところではなく勝ち続けるところだと思うので、これから厳しい世界になると思うが今まで以上に頑張りたい」と喜びを語った。

  球団が提示した背番号は「17」。菊池投手にとって特別な思い入れがある数字。自身の誕生日も6月17日。初めて甲子園のマウンドに立った際につけていた背番号でもある。「縁があり17番をつけることをうれしく思う。10番台ということで責任も感じているし、投手陣の一画として戦力となれるよう頑張りたい」と話した。

  現在は不安と期待が半分半分という。「まだまっすぐしか投げられない。変化球の球種も増やさなければ。これからすべてにおいてレベルアップして紅白戦やキャンプでは期待に添えるピッチングをしたい」と意気込む。

  岩手のファンには「これからは新聞やテレビを通して岩手の皆さんに投げている姿を見せたい」と誓った。

  出来高払いを合わせた契約金1億5千万円は松坂大輔投手以来の球団史上最高額。球団としていかに菊池投手に期待しているかが表れた。背番号とともに注目される登録名は今後球団と菊池投手で決定する。本契約は12月半ばにも結ばれる予定。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします