2009年 11月 28日 (土)

       

■ ネット通販呼びかけセミナー 楽天担当者が講師に

     
  ネット通販について講演する楽天の柘植氏  
 
ネット通販について講演する楽天の柘植氏
 
  インターネット通販セミナー(主催・いわて産業振興センター、楽天)が27日、盛岡市飯岡新田の県工業技術センターで開かれた。岩手銀行が共催。楽天の店舗開発部営業開発第1グループの柘植正基氏がインターネット通販の市場可能性について講演した。成功事例をもとに県内業者への参入を求めた。約110人が参加した。

 セミナーは県と楽天がITを通じた県産品拡大の包括的協力を結んでいることから開かれた。楽天はネット上で国内最大級のショッピングモール「楽天市場」を運営している。

  柘植氏はネット通販の営業のあり方について「メルマガといえばあまりいい印象がないかもしれない。メルマガは誰も読んでいないと言われるが、それは同じ内容で一斉に送るからだ。お客さんはそれぞれ違って当然。温度差があるのに一括して送るから配信停止になってしまう。客の温度差に合わせて狙う。もう5回も買ってくれている人にはお得意さまセールで送る。スーツを買ったばかりの人には良いコートやネクタイがあるなどとメール送信すれば必ず反応がある」と述べ、客層を分けて対応するよう勧めた。

  「ネット通販は自動販売機ではない。それでは絶対に売れない。ネット販売でこそ接客しなければならない。人気のあるページを作ること。商品説明が短いとか、手近な部下に仕事を丸投げしたようなページではだめ」と助言。

  「集客、参客、接客、増客」の4サイクルによる営業を提案した。「集客したら参客でお客さんの情報を残してもらう。接客はページ2、メール8の割合で仕事する。そして増客する」と述べ、ネット上で需要の読みとりを求めた。

  ネットオークションについて「落札額だけに注目せず、これだけたくさんの人が入札していることに注目して。例えばパソコンを18万円で落札した人の下には、16万円で落札できなかった人がいる。そういう人に18万円のものを16万円で販売できるとアピールすれば反応がある」などと述べた。

  参加者の北上市のみちのくジャパン情報システム課の小野寺真司さんは「インターネット通販のメリットや導入までの流れが理解できた。書店や雑貨をやっているので販路拡大には関心がある」と話していた。

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