2009年 11月 30日 (月)

       

■ 盛岡市が下水道局を来年度設置 水道局と組織を統合

 盛岡市は水道部と下水道部の組織を統合し、2010年度から上下水道局を設置する。下水道事業に水道事業同様地方公営企業法を全部適用、特別職の上下水道事業管理者1人を配置する。統合により市民サービス向上や人的資源と技術・情報の共有化、水質保全強化へ効果を期待する。経営効率化と経費削減も見込むが職員定数を調整中として効果額を明らかにしていない。

  組織統合に向け12月3日招集の市議会定例会に関係条例の一部改正を提案する予定。その後市民に広報し、来年の3月定例会に関係条例改正案を提出する考え。上下水道局は上下水道部のもと、来年4月1日から8課1事務所、24係4処理場体制の組織になる。

  市は08年2月に上下水道事業の組織統合時期、方向性を市議会に示していた。24日の市議会全員協議会で詳細の説明があった。内容は27日開かれた第22回玉山区地域協議会(福田稔会長、委員15人)でも説明された。

  玉山総合事務所には現在水道部、下水道部の玉山事務所が別々に設置してある。組織統合により一本化される。業務はこれまで通り水道、下水道それぞれに関する窓口事務と区内の下水に関すること。統合では水道事業は同市愛宕町の庁舎が所管し、浄水場施設は米内浄水場が維持管理する。

  花坂洋行委員が経費削減の効果について質問すると、水道部総務課は「定数の調整中であり申し上げるわけにはいかない。庁舎の維持費やシステム管理費など金額的な面の効果はある」とのみ答えた。竹田捷夫委員は「削減部分が玉山区だけに集中することのないように」と要望した。

  市では節水機器の発達や法改正による大規模事業所自ら地下水を掘って水を確保する専用水道が登場し、給水収益が落ちている。今後の収支見込みにより料金改正が必要か検討される見通し。

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