2010年 4月 2日 (金)

       

■ 物語はそこにある 松本伸さんが写真展

     
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  松本さん。店内にさまざまな白黒写真とストーリーが展示されている  
  盛岡市出身のプロ写真家、松本伸さんの写真展「sentimental〜distance selection 1990〜2010」が17日まで、同市中ノ橋通のひねもすほっと茶屋で開かれている。展示されているモノクロ写真12点すべての作品に金ケ崎出身の小説家、平谷美樹さんの超短編恋愛小説が添えられている。モノクロ写真と恋愛小説という組み合わせが新たな世界を見せる。

  仕事で訪れた先などで出会った女性を写した。20年ほどこのスタイルで撮影を続けている。真正面から向き合う。セッティングせず、出会ったときの印象を大切にするためシャッターは1、2回しか切らないという。

  「バーにて」という作品はカウンターに手をついたバーテンダーが立つ。その下に名も知らぬ相手への思いがつづられている。写真を見て平谷さんが書いている。

  「文章がつくと面白い」と松本さん。平谷さんは大学の先輩でもあり、今回のコラボレーションが実現した。

  「色が付いてないことで色を想像する。見る人によっていろいろ考えさせる」とモノクロ写真で撮影する面白さを語る。「人見知りで臆病(おくびょう)だったが、ファインダーをのぞくと人の目を見ても怖くなかった。写真がないと自分自身が成立しない」と思いを語る。ひねもすほっと茶屋(電話653|5541)の開店時間は午前11時から午後11時まで。日曜定休。

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