2010年 4月 5日 (月)

       

■ 自民の参院候補は高橋雪文氏に決まる 選対委「勝機つくれる」

     
  県連役員とともにガンバローを三唱する高橋雪文氏(中央)  
 
県連役員とともにガンバローを三唱する高橋雪文氏(中央)
 
  自民党県連(鈴木俊一会長)の選対委員会は4日、盛岡市内で開かれた。今夏予定の参院選候補選考で、先に出馬の意向を表明していた高橋雪文県議(39)擁立が出席者の満場一致で決まった。高橋氏は「民主党政権のやり方に、はっきりとノーを言っていかないといけない」と決意を述べた。参院選まで残り約100日。県連は「民主政権への失望感の広がりがあり、勝機はつくれる」(鈴木会長)とし、短期決戦へ一致結束して臨む考えだ。

  高橋氏は委員会後、鈴木会長、千葉伝幹事長同席で会見した。「中央の自民党を見ていて本当に負託を得られるようになっているか。そういう中で若手の一人である私を擁立していただき、私の思いを柱に新しい党を築き上げ、新しい形を岩手から提言しながら、党全体も再生する働きかけをこの岩手から起こしていく。その中心として私が戦う」と所信を述べた。

  民主党や鳩山政権について「政権交代という言葉は単なる政治権力の交代、それだけのことだった」と批判。鳩山首相と小沢一郎幹事長の政治と金の問題、生方副幹事長問題から「自由な言論を許さない党内体質」を挙げた。

  「何よりも財源の根拠のないバラマキ政策では、やがて近いうちに日本は衰退して、さらに財政的に破たんしてしまう。その後の日本の形を考えたら、やはり今の政治のままでは不満だ、未来を託せない状況にあると思う」と主張した。

  そのうえで「本県は9人の国会議員のうち9人が民主党。その中で手を挙げるのは全く無謀な戦いと思われるかもしれない。しかし私は政治家の1人として民主党政権のやり方に、はっきりとノーを言っていかないといけないのではないかと感じている」と述べた。

  小沢幹事長を輩出した県として「ここで、のろしを上げることが、やがて全国に飛び火して、今の民主党の体質、政策は間違っているのではないかと、はっきりとした声を国政に伝えられるのではないか」とも述べた。

  今回を政治家として「一つの集大成」と位置づけ。「政策を中心とした選挙で臨みたい。自民党を今まで支援していただいた方、受け皿と認めていただけるなら無党派の方にもしっかりと呼びかけながら支持を得て、勝利に近づく戦いを仕掛けていきたい」と意欲を語った。

  鈴木会長は「県議の活動を高く評価しており、考え方、しっかりした理念、39歳という若さもある。党再生の意味でも若さは大きな力であり、条件を兼ね備えた、私としても依存のない立派な方」と太鼓判を押した。

  高橋氏の出馬に伴い行われる県議選盛岡選挙区の補選は、実施時期が焦点となる。早期辞職か自動失職かを問われると高橋氏は「現段階では私の手中にある。もう少し時間をもらい、しかるべき判断をしたい」と答えた。


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