2010年 4月 16日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉31 桜もち 丸山淑子

     
   
     
  「あかあか」と呼ばれ、古代から親しまれてきた小豆。赤い色が慶事に欠かせない豆として愛されてきました。国産小豆の生産地は90%以上が北海道、次に岩手県(全体の3%)ですが、年々栽培面積は減っています。小豆の色・種類は多々ありますが、岩手産では紅大納言・岩手大納言・紅南部などが有名です。

  簡単に作れるクレープタイプの桜もち、あんも手軽に粒あんを使います。白玉粉が入るので食感はもっちり。桜の葉で包むので乾かずしっとり。適度な塩分・風味が後口に広がります。

  【材料 8個分】1個分117`i

  白玉粉小さじ2、水カップ1/2、薄力粉60c、砂糖40c、粒あん240c、桜の花・葉(塩漬け)適量、サラダ油少量

  【作り方】

  @桜の花・葉は塩ぬきをし、ペーパータオルで水気をふく。あんは8等分にする。

  A小さなボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えて、指先でつぶしながら溶かす。

  Bボウルに薄力粉・砂糖を入れてざっと混ぜ、Aを茶こしでこしながら加え、泡だて器で混ぜる。

  Cフライパンを温めて少量のサラダ油を入れ、ペーパータオルでふく。スプーンでBを流し入れ、背で薄くのばして広げ、桜の花をのせる。中火で焼き、縁が白くなったら、裏返して5秒ほど焼いて取り出す。粗熱をとり、あんをのせて巻き、桜の葉で包む。
  *わが家の粒あんは、小豆の9割の砂糖で作っています*

  【ポイント】

  @水は少しずつ加える!一気に加えるとダマダマができます。

  A油は少量&中火!油が多いと油っぽくなり、弱火だとフライパンにくっつきます。

  【栄養ひと口メモ】

  小豆は、たんぱく質(20%)・炭水化物が多く、脂質は少なめ(大豆との大きな違い!)です。鉄・銅・ビタミンB6・食物繊維、一躍有名になったポリフェノールも豊富です。ゆでると出てくる泡はサポニン。豆類の中では小豆に多く含まれています。活性酸素を取り除き、高血圧や脂質代謝の改善が期待できる成分です。この桜もち、かなり小さなお子さんでも上手に作ります。桜の季節、ご家庭でおやつ作りでもいかがですか?
(料理研究家、大迫町在住)

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