2010年 4月 22日 (木)

       

■ 〈お父さん絵本です〉306 岩橋淳 大阪うまいもんのうた

     
   
     
  この数年来、関西方面で静かな(と言っても関西ですが)ブームになっているらしい替え歌です。アメリカ民謡「ゆかいな牧場」(「イチローさんのーまきばーでーイーアイイーアイオー」のアレです)のメロディーに乗せて、ご唱和ください。

  大阪には うまいもんが いっぱい あるんやでー

  たこやき ぎょうざ お好み焼き ぶたまんっ!(最後の「ぶたまん」は合いの手風に)

  2番は、いか焼き、ばってら、粟おこし。3番はかに道楽(もはや一般名詞)、づぼらや(同)、もんじゃ焼き…で、なんでやねん!というオチまでつくという念の入れよう。自然発生的な替え歌なので、歌詞にもこれ以外のバリエーションがあるらしいです。

  この歌をお題に、絵本化しよう、という(どうやって企画を通したんでしょう?)ことになれば、大阪の人情風俗を描いては右に出るものなしの、われらが長谷川画伯。1場面1テーマ、見開きでまずは「たこ焼き」。長谷川流お家芸と言っていい「ポスターチラシの書き込み」や、地元民でなければ理解不能の小ネタとクスグリなどなど、最近ではシリアスな仕事を手がけることも増えてきた反動? で、パワー全開、飛ばしまくります。

  指を輪っかにしてほっぺたを絞って「タコヤキ」、耳を畳んで「ギョーザ」、という風に手遊びを付して、幼稚園を中心に広まっているとのこと。

  盛岡なら「わんこそば、じゃじゃめん、南部せんべい」…、かな?

  【今週の絵本】「大阪うまいもんのうた」長谷川義史/作、佼成出版社/刊、1365円(2009年)。

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