2010年 4月 26日 (月)

       

■ 〈トシコズ・ドリーム〉67 照井顕 初めてのキャンセル

 手元に、シカゴのクラブ「ジャズ・ショウ・ケース」の今月のスケジュール表がある(エイプリル・2010)。その最初に書いてあるのは“THURS.thru SUN1〜4 NEA Award-Winning Composer/pianist TOSHIKO AKIYOSHI/saxophonist LEW TABACKIN QUARTET"。

 前回、このライブが穐吉さんの急病で、突然キャンセルになったことを書いた。穐吉さんが仕事をキャンセルした話は、僕が知っている限りでは聞いたことがないから、よほどの事だろうと、本当に心配で心配でたまらなかった。

  その時、「ジョニーと行く穐吉敏子への旅」の、シカゴの宿泊先を知らせていなかったことを思い出したが、あとのまつり。

  その夜、実は女房のケイタイに、穐吉さんのご主人、ルーさんからメールが入っていたのだが、気がついたのは日本に帰ってきてからだった。その4月3日深夜(実際は4日午前4時)ルーさんからデンワがあった。「トシコがホスピタルに入院したので、ここにTELして下さい」と言って番号を教えてくれた。

  2回目のデンワで病室の穐吉さんに直接つながった。心配をよそに、元気そうな声にまず一安心。「ケネディセンターから帰ってから調子悪くて、30日に熱が出て、31日病院に行って診てもらったら、心臓の使い過ぎによる過労で安静が必要と入院させられ、検査のため、めったらやたらと血を採られ、足の上の方から、管を心臓にまで入れ内視された」と。

  「仕事のキャンセルは初めて。かつてNHKの仕事を、遊びに行って忘れたことはあったけどキャンセルしたことはない。手の手術の時も、目の手術の時も、病院で休んだだけで、その日のうちに帰った。入院で泊ったのは、娘(満ちる)を産んだ時以来初めてのこと!」と、いつもの口調に戻ってたので胸をなでおろしながら、NYのホームパーティーでの僕たちへの気遣いに頭が下がった。
(開運橋のジョニー店主)



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