2010年 4月 27日 (火)

       

■ 〈春の山野草版画集〉3 八重樫光行 ワサビ

     
   
     
  百合ワサビとワサビが山にあるが、奥羽山系は百合ワサビが生えて、北上山系はワサビが多く生えている。太平洋に注ぐ沢、川で多く採れる。

  「ワサビを伏せる」と年配の人はいうが、おひたしのことだ。辛くおいしく、料理する人がなかなかいない。

  洗ったら4aほどに刻んで、タッパーに入れる。しょうゆ、お酒に必ず砂糖をスプーンで1杯ぐらい入れるのがコツ。熱湯をかけると辛みが飛んでなくなる。先に熱湯に水を注ぎ、70度の温度に下げる。指を入れて熱いという程度である。それをワサビにかける。タッパーのふたをする。

  朝作ると夜には辛く出来上がる。多めに湯をかけておく。そのつゆがうまく、そばにかけると大変おいしいワサビそばになる。

  わさび漬けも上手に作る人がいないのは、間違って作るからであろう。水洗いしたら生のまま、手に取りもんで塩を振りかけて、さらにもみ青汁を出す。

  刻んで酒かすに入れて混ぜて終わるが、必ず砂糖を適量に入れないと辛くならない。数の子を塩抜きにして刻んで入れると、売っているものよりうまいのが出来上がる。ぬか漬けのダイコンを1a角ぐらいに刻んで入れても良い。酸っぱくなったぬか漬けダイコンを捨てないで水にさらし、混ぜると抜群のうまさになる。


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