2010年 5月 12日 (水)

       

■ 高松公園の区域拡大 盛岡市、旧競馬場跡地10ヘクタールを編入へ

 盛岡市は旧盛岡競馬場跡地の整備事業に伴い、南側の公園ゾーンなど約10fを高松公園の一部区域に編入する作業に入った。都市計画法上の手続きに向けた素案作成のため10日から素案の縦覧を開始した。20日には市上田公民館で住民説明会を開催する。市では引き続き跡地の取得(買い戻し)へ市議会6月定例会に関係議案を提出予定。今年度は当初予算に約1億100万円を計上している。

  高松公園は1980年(昭和55年)の決定で面積約44f。編入手続きで公園ゾーン約10fを加えると55fになる。既に「高松緑地」として駐車場が整備され、5日まで市さくら祭りに利用された。

  現時点では市街化調整区域のため法律上の公園に該当せず、国の補助金を受けた整備ができない。このため市公園みどり課は今年に入って、変更決定権者の県に対して都市計画の変更を申し出た。変更では区域編入のほか公園の境界の明確化も図る。

  現在は都市計画法上の手続きの前段階として、変更素案の作成に入っている。素案の縦覧は6月10日まで行われる。時間は午前9時から午後5時までで、場所は同市内丸の県庁、盛岡地区合同庁舎、同市津志田の都南分庁舎の各担当課へ。

  意見のある市民は6月9日までに知事へ意見書提出ができる。直接持参か郵送、ファクスまたはメールで行う。これを踏まえ変更案を作成。県の都市計画審議会などを経て年度内には決定、告示される見通し。

  旧競馬場跡地は面積が21f。市の整備事業はこのうち市街化調整区域17・5fが対象。南北にだ円形の南に公園ゾーン6f、西に保健福祉ゾーン1・7f、東に環境ゾーン2f、北に自由広場ゾーン5・2f、道路などにゾーニングされている。

  所有区分は県有地が7・2f、盛岡地区広域土地開発公社などから買い戻す分が9・5f、従来からの市有地や道路・水路がある。土地の取得状況は09年度で54%。今年度は自由広場ゾーンを中心に用地を取得。2017年度(平成29年度)までにすべて完了する見通しでいる。

  市は県有地について市有地との等価交換で取得する考え。自由広場ゾーンは09年度に構想をまとめる予定だったが今年度にずれ込んでいる。環境ゾーンについても地元などと協議を続けている。

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