2010年 5月 13日 (木)

       

■ 女性の就労自立を 盛岡市が起業応援ルーム

     
  もりおか女性センター別館に開所した起業応援ルーム「芽でるネット」前で行われたテープカット  
 
もりおか女性センター別館に開所した起業応援ルーム
「芽でるネット」前で行われたテープカット
 
  盛岡市肴町のもりおか女性センター別館に12日、起業応援ルーム「芽でるネット」が開所した。市は、シングルマザーの経済的自立に向けた就労の支援、農家女性を中心とした起業の支援を2本柱に講座や情報提供、交流を継続的に行う拠点として活用してもらう考え。アイデアと情熱を持つ市内女性の掘り起こしを図る。同種の拠点は全国で3番目、東北では初の設置となる。

  同日開所式でテープカットが行われた。市と事業運営を受託したNPO法人関係者のほか県、支援機関のインキュベーションマネージャー、農業団体の来賓など約40人が出席した。

  芽でるネットは市立とりょう保育園が入居する建物の3階、第2講習室を無料で開放。パソコン12台を配備し、パソコン講座や起業講座などの活動場所とする。各種情報の掲示、開所前の事業で実際に起業した女性らの商品などの紹介もしている。スタッフは常駐2人。10月から1人を増員する予定。

  女性センターの指定管理者で芽でるネットの運営を受託したNPO法人参画プランニング・いわては07年度から女性の起業支援に向け、「夢をかたちにする講座」を開設。3年間で16人が実際に起業した。09年度の児童扶養手当の支給対象者は市内に2992人。経済的自立を希望または必要なシングルマザーは潜在的には、この倍に上るとも推計される。

  開所により、単発の講座での支援にとどまらず、継続して女性の活動を支援。働く意欲があるのに再就職できない女性を掘り起こし、支援しやすい機能を持たせた。

  細田敬一副市長は式で「セミナーや講座の開催、情報提供、女性同士のネットワーク形成に関して事業を進めたい。男女共同参画の推進と地域経済活性化へ関係機関と連携を強化し、女性の経済的自立や一層の協力をお願いする」と述べた。

  平賀圭子参画プランニング・いわて理事長は「資金や後ろ楯はないがアイデアと情熱を持った女性が岩手にはいる。そのためにもきめ細かな支援が必要。経済的自立、起業をして納税する方がこれからどんどん増えていく。岩手から全国に情報発信していきたい」と期待を込めた。

  問い合わせは電話624|3583へ。公式サイトのURLはhttp://mederunet.web.officelive.com/default.aspx


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