2010年 5月 14日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉35 山菜ピザ・お手軽編 丸山淑子

     
   
     
  山菜シーズン到来です。「万葉集」に摘み草の和歌が多々登場します。旧暦5月5日は、野山に出て摘み草遊びをする日。それを食して体の調子を整える習慣がありました。ヨーロッパでも、ノコギリソウやタンポポを食して春を喜びます。待ちわびた春に、少し苦味のある植物で体の調子を整える習慣は、日本と同じですね。

  発酵なしの簡単ピザ。厚めの生地で食べ応えあり。山菜とチーズは、くせのあるもの同士で好相性です。トマトピュレの代わりにマヨネーズ等冷蔵庫にあるものを使えばOK!イタリアのピザも最初は白かったんですから。でも、山菜は載せてくださいね。

  【材料 4人分】1人分373`i

  山菜(シドケ・ウルイなど好みのもの)80c、みそ小さじ1、ハム3枚、ピザ用チーズ80c、生地(薄力粉250c、ベーキングパウダー小さじ2、塩少々、水カップ3/4、オリーブ油大さじ1)、トマトピュレ大さじ1、オリーブ油小さじ1

  【作り方】

  @山菜は塩ゆでにして水にさらし、水気をしぼる。食べやすく切り、みそであえる。

  Aボウルに粉類・塩を入れて軽く混ぜ、水・オリーブ油を混ぜたものを加え、ゴムベラで上下を返すようにしながら混ぜてまとめ、ラップをかけて10分休ませる。

  B天板にAをのせ、厚さ1センチ位になるように手で広げ、中央は少しくぼませる。表面にオリーブ油・トマトピュレの順にぬり、@と手でちぎりながらハムをのせ、チーズをかける。余熱(3分)をしたオーブントースター(1000h)で10分位焼く。

  【ポイント】

  @みそで下味をつける!全体の味がしまります。

  A上下を返すようにまとめる!粘りが出ず、よく膨らみます。

  B10分休ませる!発酵なしタイプも休ませると、伸びが良くなります。

  C生地の表面にオイル!油でガードされ、生地がしめりません。

  【栄養ひと口メモ】

  山菜類は、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含みます。特に、カリウム・カロテン類・葉酸が豊富です。苦味やアク・香り成分の多くは、ポリフェノールの仲間なので抗酸化作用があります。体の調子を整えて、生活習慣病の予防効果大です。今の季節は、せっせと山菜をいただき、遅かった春を満喫しましょう。岩手は山菜の宝庫ですから。
  (料理研究家、大迫町在住)

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