2010年 6月 1日 (火)       

■ 進出第1号の肴町マクドナルドが閉店 商店街、空き店舗化を懸念

     
  31日で閉店した肴町のマクドナルド  
 
31日で閉店した肴町のマクドナルド
 
  盛岡市中ノ橋通1丁目、肴町商店街のマクドナルド店舗が31日で閉店した。1981年に開店した県内初のマクドナルド店で営業29年。肴町アーケードの入り口に面してランドマークにもなっていた。日本マクドナルドは全国433店舗を整理する方針で、ブランドイメージの刷新を図っている。盛岡市内はほかに7店営業しており、肴町の閉店を機に地元の店舗展開の方向が注目される。

  肴町のマクドナルドの店内には「31日をもちまして閉店させていただくことになりました」との張り紙が5月いっぱい出されていたが、閉店セールなどは行わず、店じまいにびっくりする顧客も多かった。

  同店は青森市のフランチャイジー会社のヒロフーズが経営する。ヒロフーズでは「日本マクドナルドの主導でやるので何ともお答えしようがない」と話す。

  日本マクドナルドは個別の店舗の事情は明らかにしておらず、盛岡での閉店について詳しい説明はない。

  肴町商店街振興組合の安保博夫事務局長は、「アーケードの入り口で閉店するのは寂しい。玄関口が閉まっているのは困る。お客さんには利用されていたので、新しく皆さんに喜ばれるような店舗が入ってくれればいい」と話し、空き店舗化を心配する。

  肴町のマクドナルドは中三盛岡店を核店舗とする三盛ビルの一部に入居していた。

  中三盛岡店と賃貸関係はなく、テナントではないが、閉店について中三盛岡店の猪股孝一営業部長は「肴町商店街の玄関口なので残念ではあるが、後継店舗の早期開店を望む」と話す。

  三盛ビルの同じ並びで営業する繁田園茶舗の繁田紘会長は「商店街の入り口の空き家は寂しい。マクドナルドはひとつ上のランクを目指すというが、大都市ならともかく肴町の客層とは違うような気がした。マクドナルドは安いハンバーガーが売りで、以前は三沢からも外国人がたくさん来たものだが」などと話し、開店時のにぎわいを思い起こしていた。

  地元のマクドナルドの関係者は「全国的に中心商店街の店を閉めている。盛岡市内のほかの店についてはどうなるのか」と話し、ファストフード業界の動向に注目している。


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