2010年 6月 6日 (日)       

■ 社民は伊沢氏を擁立へ 参院選選挙区は4氏の争い濃厚に

 社民党県連合(小原宣良代表)は5日までに、今夏の参院選岩手選挙区(改選数1)に県幹事長の伊沢昌弘氏(62)を擁立する方針を固めた。党の連立政権離脱を受けて、候補者選考を一任された三役会議が6日に擁立を決定する。その後の総合選対委員会に報告し、臨戦態勢に入る。

  党は参院選について、比例区の事前活動を進め、選挙区については政局の動向を見て判断するとして、擁立問題は留保していた。しかし、5月下旬に福島瑞穂党首が普天間米軍基地の移設問題で大臣を罷免され、事態が急転。30日に連立離脱を県連合としても主張し、独自候補擁立の方針を決定した。

  伊沢氏は党幹事長で執行部内に在籍。盛岡市議、県議として政治家経験もあり、国政選挙では2007年の参院選岩手選挙区、09年の衆院選岩手1区に党公認で出馬経験がある。

  短期決戦が強いられる中、党務や過去の選挙で知名度のある伊沢氏の擁立で、ばん回を図る。また、普天間問題が党首罷免の要因となったことから、県内組織の憲法擁護県連盟の議長として平和を訴えてきた実績を持つ伊沢氏を立てることで、参院選の争点と位置付ける普天間問題などにおける党の姿勢を訴えるには適任と判断した模様だ。

  岩手選挙区には民主党現職の主浜了氏(60)、自民党新人の高橋雪文氏(39)、共産党新人の瀬川貞清氏(60)が出馬表明しており、4氏の争いが濃厚となった。


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