2010年 6月 9日 (水)       

■ 〈過ぎ去りし日〜北上山系に生きた人々〉6 なかよし 横澤隆雄

     
  昭和60年ごろ、川井村江繋(現宮古市江繋にて)  
 
昭和60年ごろ、川井村江繋(現宮古市江繋にて)
 
  外で元気に遊ぶ子どもたち。学校から帰るとカバンを投げ出して、大急ぎで走り出して行きました。なかよしのみんながいつも集まる場所は近所にある神社の境内です。

  「かけっこ」「おにごっこ」「かくれんぼ」、そんな素朴な遊びに夢中になる子どもたちを見ていると、自分が子どもだったころにタイムスリップしてしまいます。

  自分が子どものころ「かくれんぼ」していた友達が夜になるまで見つからず、大騒ぎになったことがありました。「キツネにだまされたんじゃないだろうか?」などと集落の大人が集まり、懐中電灯を持っての「捜索活動」が始まってしまったのです。

  程なく本人が「腹減った〜」と家に帰って来たので、「捜索活動」は打ち切りとなりました。家の脇のドラム缶に隠れているうちに、そのまま眠ってしまい日が暮れてしまったというのが「事件」の真相でしたが、そんな自分の子ども時代を思い出させてくれる子どもたちでした。今ごろは立派な大人に成長していることでしょう。

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