2010年 6月 12日 (土)       

■ 7・11県議補選 5陣営、戦いの日は見えた

 参院選は国会情勢から24日公示、7月11日投票の日程でほぼ固まった。県議会盛岡選挙区補選(改選数2)は高橋雪文氏(39)が同日選になるよう14日の県議辞職を調整しており、7月2日告示がほぼ確実だ。これまでの表明の順番で無所属の福井誠司氏(51)、民主党公認の高橋但馬氏(34)、自民党公認の村里洋子氏(54)、地域政党いわて公認の吉田敬子氏(32)、民主党公認の軽石義則氏(49)の5新人が名乗りを上げている。投票まで残り1カ月と迫り、各陣営の前哨戦が加速しそうだ。

 福井氏は4月28日に起意を表明後、自身の後援会を中心に運動。既に6日に盛岡市中央通2丁目で事務所開き。現職市議として開会中の市議会6月定例会も職務を全うする。

  「やっとゴール(投票日)が見えた。これで後援会の組織固めから外へ向かって出て行ける。政党組織の方がいる中で長期戦に持っていかれるより条件が同じ中で戦う方がいい。最近の国政を見るにつけ、政党の政党による政党のための政治でなく住民主体の地域づくりを進める必要があると意を強くした」と気合いを入れる。

  高橋氏は5月8日に出馬表明後、朝夕の街頭演説、辻立ち、あいさつ回りを中心に運動を展開。父親で元盛岡市議会副議長の高橋金兵衛氏の後援会を引き継ぎつつ、再構築。金兵衛氏も別行動で運動しているという。

  「残り1カ月という短期間の中、投票日まで最善の策を講じて自分の政策を県民にアピールしたい。党公認として参院選の主浜了氏、工藤堅太郎代表とも連携しながら、自分に知名度がない分、活動を広げたい」と話す。事務所は雪文氏が正式に県議を辞職した後に設置される見通し。

  村里氏は5月26日に出馬表明し、28日に党公認を受けた。現在は企業回りに重点を置きながら、嫁いだ村里家の本家がある玉山区で街頭演説もこなした。スポーツや社会教育、地域活動で培った人脈を掘り起こしながら、自民県議が別に選挙区内を回って浸透を図っている。

  「最初から短期戦だと思っている。投票日が早いか遅いかは関係ない。1日も無駄にできないし、できることは限られている」と気合いを入れる。13日には同市中央通1丁目地内のビルで事務所開きが行われる。

  吉田氏は5月27日に擁立発表された地域政党いわて結党後最初の公認候補。目標1千回の街頭演説は11日現在で260回を超えた。参院選の日程が一時ずれ込む様相の中、ペースを落としたが、既に市内全域を回った。事務所開きは19日に同市津志田中央1丁目地内で行われる予定。

  「都南地区は出身なので特にも反応がいい。政治経験がないからこそ、自分に近い立場、同じ立場の方が県政に訴えたいことを訴えていきたい。顔と名前を知ってもらうところに力を入れていきたい」と決意を話す。

  軽石氏は5月27日に出馬を表明以降、後援会会員へのあいさつ回りを中心に精力的に活動している。12日には同市神明町のビルで事務所開きを行う。

  「走り陣立てで準備不足の面もあるが、精一杯できることをやるだけ。参院選は比例で出身組織の候補を、選挙区は主浜氏を応援し、自らとの相乗効果を図りたい」と説明。短期戦については「予定される顔ぶれはみんな条件が同じ(新人)。訴える内容を濃くして運動していく。後援会の皆さんに支援の輪を広げるようお願いする」と語った。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします