2010年 6月 13日 (日)       

■ 初夏の鈴音響く チャグチャグ馬コ

     
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  盛岡初夏の風物詩、国の無形民俗文化財チャグチャグ馬コが12日行われ、滝沢村の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮までの約15`を行進した。役員馬を先頭に装束馬82頭が鈴の音軽やかに夏の盛岡路を進んだ。沿道は多くの観光客であふれ、日差しを浴びて進む馬コに声援が送られていた。

 午前7時過ぎになるとスタート地点の鬼越蒼前神社の境内や近くの広場で農家が馬コに鞍(くら)や首よろいなど、色とりどりの装束を着せていく。パレード開始まで1時間以上ある午前8時には、神社の鳥居前はシャッターチャンスを逃すまいと集まったカメラマンでごった返した。

  午前9時半に神社を出発した一行は盛岡八幡宮へ向け歩みを進める。途中の水田や岩手山前の撮影ポイントでは朝から場所取りをしていたカメラマンがレンズを向け、軽快なシャッター音を響かせた。田園風景が町並みに切り替わり、盛岡市青山町付近では老人施設の利用者も沿道に足を運び見学していた。

  県庁、市役所前にも馬コを一目見ようと大勢の観光客が集まった。バトントワリングやマーチングバンドの先導で馬コが行進してくると沿道から大きな歓声が浴びせられた。街中には外国人の姿もあり、岩手の民俗芸能に興味を持ったようだ。

  新潟市から来た島津幸子さんは「昨夜10時ころ出発して大変だったが、馬を見て眠気が覚めた。雰囲気があってとてもいい。ネットで調べたがこの祭りは晴れの日が多く、今日も晴れてくれそうなのでうれしい」と神社の境内で興奮気味。

  仙台市から来た甲州力さん(70)は「写真や絵では見た事はあるが直に見るは初めて。馬の衣装は興味深いし、子どもが寝てることもあるというのでぜひ撮影したい」と市役所前でカメラを構えた。

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